「いつでもどこでも挑戦権」行使の飯野雄貴がV11成功のMAOからUNIVERSAL王座奪取。9・29後楽園で納谷幸男とヘビー級同士の初V戦へ【DDT】

飯野(左)と納谷が対峙
 バックステージで飯野は「いつでもどこでもって今日みたいな使い方で合ってるんだよな! だから俺がUNIVERSALチャンピオンだよ。今日から俺はアイ・アム・ユニバーサル・バーニング! イヤー!」と怪気炎。納谷は「チャンピオンからの指名、断る理由ないだろ。飯野、俺とおまえでDDTのヘビー級がどんだけすごいか見せてやろうぜ。それに、俺はおまえにだけは負けたくないんだよ。だからおまえを倒して新しいUNIVERSALのチャンピオンになってやる」とベルト獲り宣言。
 
 一方、王座奪取ならなかった阿部は「久しぶりにこういう気持ちになった。負けて悔しいって思える相手と楽しかったなというのがクロスするような選手。ただ自分が得意とするフィールドで負けたんで、格闘探偵し足りない。バチバチを世界標準にする旅は、まだ始まったばかり。まだまだ修行していきたい」と出直しを誓った。MAOは悔しさを噛みしめながらも無言を貫いた。
DDTプロレス「友情、努力、勝利 in NAGOYA 2024」(9月8日、愛知・名古屋国際会議場イベントホール)
◆オープニングマッチ 30分一本勝負
正田壮史&●イルシオン(8分15秒、片エビ固め)中村圭吾○&石田有輝
※ランニング・ダイビング・ヘッドバット

◆第二試合 30分一本勝負
クリス・ブルックス&○アントーニオ本多(9分22秒、ジャックナイフ式エビ固め)大鷲透&平田一喜●

◆第三試合 30分一本勝負
佐々木大輔&KANON&○MJポー(10分34秒、片エビ固め)飯野雄貴&高鹿佑也&須見和馬●
※リバース・スプラッシュ

◆第四試合 30分一本勝負
上野勇希&●勝俣瞬馬&To-y(9分51秒、エビ固め)秋山準&大石真翔&彰人○
※勝俣の持ついつでもどこでも挑戦権(白)が彰人に移動。

◆第五試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
●河上“ファイヤー”隆一(14分46秒、体固め)納谷幸男○
※世界一のバックドロップ

◆第六試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
○飯伏幸太&石川修司&男色ディーノ(12分31秒、エビ固め)HARASHIMA&ヤス・ウラノ&中澤マイケル●
※カミゴェ

◆セミファイナル DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○MAO(16分58秒、エビ固め)阿部史典●〈挑戦者〉
※居合いキック。第12代王者が11度目の防衛に成功。

◆緊急決定試合 いつでもどこでも挑戦権使用~DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉●MAO(1分10秒、片エビ固め)飯野雄貴○〈挑戦者〉
※スピア。MAOが12度目の防衛に失敗、飯野が第13代王者となる。

◆メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○青木真也(19分4秒、TKO勝ち)遠藤哲哉●〈挑戦者〉
※スリーパーホールド→レフェリーストップ。第83代王者が初防衛に成功。
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