志朗が今週末にも「ボクサーズナックル」の右拳を手術へ。12月のビッグマッチは欠場の可能性【RISE】
会見では右拳のケガを明かした
この「満身創痍」については「前々回くらいから拳に違和感があった。踏み込んでワンツーとか右を打つと痛みがあった。前回の試合後に病院に行ったら、拳に穴が開いている、ボクサーズナックルと言われた」などと明かした。拳の状態については「拳の腱か靱帯に穴が開くというのがあって、ちょっと開いているんじゃないかという疑惑があった。スパーリングで右を打つと痛みが出たり、前回の試合後は折れたんじゃないかと思うくらいはれてしまった。膨れて、切開して縫わないといけない感じ。今回はいい意味でも、右手を使えない練習があったから左手の練習が多くできたので左手の刺し合いでも勝ったのではないかと思ったし、精神的に疲れた。(トレーナーの)ニックさんも言ってましたが、スパーリングを左手だけでやっていて、勝てなくて、そこを見て不安だったらしいが、自分としても不安だったので精神的にも強くなれた試合だった」などと説明した。
手術については伊藤代表に「12月に出なくても大丈夫ですか?」と確認。RISEは12月21日に千葉・幕張メッセ イベントホールでビッグマッチを開催の予定なのだが、伊藤代表の「万全の状態で試合を組みたい」との答えに「今週の金曜くらいに手術する予定」と明かした。
前日の大会後の総括で伊藤代表がクマンドーイとのリベンジマッチについて言及していたのだが、志朗も「クマンドーイとはぜひやりたいが、最近あまりムエタイで勝ってないんですよね。戦績がよくないので、どうなのかなと。やりたいがタイミングというか。サウスポーに本当に弱いんだなと。サウスポーに4連敗くらいしている。彼はムエタイよりキックボクシングが合っていると思うので、リベンジしたいとは思っている」とリベンジマッチについては異存はないが、クマンドーイの復調次第という雰囲気。
伊藤代表は「今日初めてケガをしていると聞いた。昨日の志朗は志朗じゃないと思っているので、万全な状態の時にクマンドーイと組めればと思っている」と語った。