志朗がドーピング問題について言及。「スポーツとして認められる第一歩」「やった者勝ちはスポーツとしても人としても許されない」【RISE】

「ドーピング検査を取り入れる方向でいる」と語ったRISEの伊藤隆代表(右)
 そして「日本もドーピングチェックを始めないといけないんじゃないかと思う。海外ではGLORYは初めているし、ONEもFriday Fights以外はやっているとも聞いた。キックボクシングがスポーツとして認められるには、まずはそこが第一歩なのではと思う」とドーピング検査の本格的な導入を希望。自らは風邪薬なども漢方薬を使用するなど万全の注意を払っていることを明かしたうえで「ドーピング検査を始めるなら講習会とかをやったほうがいい。風邪薬でもアウトなので。ドーピングで勝敗が変わるならいいが、ノーコンテストになったらやった者勝ち。それはスポーツとしても人としても許されないことなので、どんどん取り入れてほしい」などと訴えた。
 
 RISEの伊藤隆代表も「選手は1試合で人生が変わることも多々ある。リングは1対1で正々堂々と戦うことが基本。我々も今週、ITA(国際検査機関=International Testing Agency)とミーティングをする。(ドーピングは)ケガやめったにないが死につながることもある。選手を守る部分でもあるし平等を保つ意味でもドーピング検査を取り入れる方向でいる」と語った。
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