新格闘技団体「ROMAN」の時間無制限バーリトゥードルールの基準は「医学的に認められない攻撃を排除」。新柔術ルールではヒールフックなどを解禁

旗揚げ大会のメインを務める渡慶次幸平
 このノーコンテストに終わった試合については「後頭部への打撃とグラウンド状態でのヒザ蹴りがあった。これで展開が変わってしまった。本来なら1ポイント減点とかいろいろあったと思うが、今回は実験大会ということでノーコンテストになったりするリスクは選手側にも伝えていた。レフェリーも流してしまった」との反則行為があったことを説明。
 
 旗揚げ大会ではメインイベントでウィル・チョープ(アメリカ/The Kill Team)と渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)が「時間無制限バーリトゥード」ルールで対戦することが発表されたのだが、このルールでの試合はプレ旗揚げ戦では行われておらず、本邦初公開。レフェリングが非常に重要になってくるのだが、渡辺氏は「今依頼しているのはROMAN実行委員会に柔術も黒帯の中田賢一郎という医師がいて、格闘技の技も組み技も知っているので彼が適任かと思っている。僕の想像も含めてですが、どちらかというと反則かどうかより、これは医療的に続行可能なのかというのが一番重要になってくると思うので、そちらにより重点を置こうと思っている」などと語った。
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