【私の秋、み〜つけた!“スポーツの秋”】メジャーリーグのポストシーズン、サッカーW杯アジア最終予選、バレーボール「SV.LEAGUE」開幕、格闘技3団体がトーナメント開催

 2024年の夏のスポーツ界はパリ五輪とパラリンピックを中心に大きな盛り上がりを見せた。そして迎える「スポーツの秋」も国内外でさまざまなスポーツイベントが開催される。

8月30日のダイヤモンドバックス戦で「43-43」を達成した大谷翔平(写真:USA TODAY Network/アフロ)

 今年は打者としてのみの出場となった大谷翔平(ドジャース)は8月30日のダイヤモンドバックス戦でメジャー史上初めての43本塁打、43盗塁の「43-43」を達成するなど、今年は打って走って大活躍。移籍初年度にして待望のポストシーズン出場を果たしそうだ。今年は10月1日(同2日)に「ワイルドカードシリーズ」がスタートし「ワールドシリーズ」は25日(同26日)から。果たしてドジャースはどこまで勝ち進み、大谷はどんな活躍を見せてくれるのか。

 サッカーでは9月から「FIFAワールドカップ26 アジア最終予選」がスタート。9月5日に中国、11日にバーレーンと対戦し、約1カ月開けて年内はサウジアラビア(10月10日)、オーストラリア(10月15日)、インドネシア(11月14日)、中国(11月19日)と戦う。W杯は今大会から過去7大会より16チーム多い、48チームの参加となる。アジアの出場枠も前回の4.5枠から8.5枠に増えることから、日本が出場を逃すことは考えにくいが、何が起こるか分からないのが勝負の世界。まずは年内に大きくつまずかないようにしっかり応援を!

 五輪ではメダルが期待されながらも男子が準々決勝敗退で7位、女子は予選リーグで敗退したバレーボールの新リーグ「SV.LEAGUE」の男子が10月11日、女子が12日に開幕する。日本のバレーボール界は将来的なプロ化を目指し、1994年に「日本リーグ」を発展的に解消して「V.LEAGUE」をスタート。プロ契約する選手も徐々に増えてきたことから、将来の完全プロ化を念頭に今度はV.LEAGUEを再編成し「SV.LEAGUE」が新設された。11日の男子開幕戦サントリーサンバーズ大阪vs大阪ブルテオン(東京体育館)はフジテレビが地上波で生中継することも発表されている。

 また格闘技ではK-1が12月の代々木大会で「無差別級トーナメント」を開催。世界各地で行われた予選を勝ち抜いた強豪たちがワンデートーナメントで優勝を争う。10月の大阪大会では「無差別級アジア予選」が開催される。RISEは12月の幕張大会でGLORYと協力して65㎏級ワンデートーナメントを開催。ペットパノムルン、チャド・コリンズ、原口健飛、白鳥大珠らの出場が予定されている。

 今年はKNOCK OUTも12月にビッグマッチを開催する。それも大晦日のRIZINの前日となる30日に神奈川・横浜武道館で。大会ではKNOCK OUT、NJKF、BOM、イノベーション、スックワンキントーンら各団体の王者もしくは王者候補が集まり、ヒジ打ちありのルールで「KICKBOXING JAPAN CUP 2024」が開催される。11月10日のNJKFで1回戦が行われ、30日に準決勝・決勝が行われる。

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