結成10周年のTHE RAMPAGE、東京ドームでエナジー放出の2デイズ! EXILE、GENERATIONSの佐野玲於らも登場! 川村壱馬「さすがに今日は特別」

 

 ライブは、さまざまな〈R〉で構成。各セクションでゲストを招き、THE RAMPAGEのストロングポイントを魅せつけた。

〈*(R)adically〉では、世界一激しいパフォーマンス集団のRAG POUND(ラグパウンド)とGENERATIONSの佐野玲於がゲストで、川村、武知海青、長谷川慎が加わって、力強いKRUMPのパフォーマンス。そのままTHE RAMPAGEのメンバーが加わりTHE RAMPAGEの「HARD HIT」とハードなナンバーを披露した。

〈*(R)hythm〉はグループの楽曲群の幅広さを感じさせるセクションで、和太鼓を中心としたエンターテイメント集団のDRUM TAOとのコラボ。「Summer Riot~熱帯夜~」「LA FIESTA」「Fandango」「HEATWAVE」といったエキゾチックでラテンな楽曲群で湿度をあげると、「FEARS」「INVISIBLE LOVE」と官能的ともいえる楽曲に客席は溶けた。さらに人気曲「Knocking Knocking」と続けるとファンは大喜びだった。

〈*(R)eborn〉では、プロダンスリーグのD.LEAGUEで活躍するKADOKAWA DREAMSが登場。ともに制作した「PERFORMER’S SOUL」のミュージックビデオを再現するステージにドームが沸いた。サムライギタリストのMIYAVIを招いた〈*(R)ock〉ではMIYAVIのギターとTHE RAMPAGEのパフォーマンスが絡み合うと、会場がロックし(揺れ)た。

  

 冒頭からラストまで3時間弱、盛り上がりっぱなしだった2デイズだったが、アンコールは格別だった。

 EXILEから正式継承しリリースした「24」シリーズの最新楽曲「24karats GOLD GENESIS」を皮切りに、ヒップホップグループのDOBERMAN INFINITYと「24karats -type EX-」、EXILEの楽曲で最新ツアーでも披露してきた「24karats STAY GOLD」には、EXILEが加わった。シリーズ楽曲を続けて披露するなかで“継承”とともに、さまざまなジャンルのダンスが次々に登場するTHE RAMPAGEらしいパフォーマンスにオーディエンスは熱狂した。

 ライブは、川村がリアルな言葉と想いをぶつけたラップを経て、グループの代表曲でファンにもっとも愛される楽曲のひとつ「100degrees」でフィナーレ。ステージに火柱があがるなか、メンバーはスパーク。全員がジャケットやタンクトップを脱いで半裸になって、ヘッドバンギング。そして、16人は冒頭に披露した「THROW YA FIST」が流れるなか拳を高く掲げてステージを後にした。

 ライブ中のMCでは、マイクを手にしたメンバーが「ここで終わりじゃない」「最高の景色をみなさんに見せたい」「一緒になって夢をかなえていきたい」と語った。新たな10年を歩み始めた16人はこれからも“暴れまわる”。

 以下に、2日目のライブ中のMCセクションを整え、まとめた。