海人が元GLORY王者のダビッド・キリアと対戦。試合のテーマは勝ち方「今は僕のほう断然が強いのかなと思っている」【SB】

海人に期待の言葉をかけたシーザー会長
 これについてはSB協会の緒形健一代表が「2大会連続でGLORYのランカーと戦ってきたが、GLORYでもライト級の選手の試合がたくさん組まれていて、今回はランカーではなく元王者のキリアを招聘することとなった。ONEではペトロシアン、シッテチャイ、タワンチャイ、中国ではスーパーボンとも戦ってきた。海人にとってはペットモラコットに並ぶ、世界トップレベルの強豪との対戦になったと思う。海人が世界のどの位置にいるかをはっきり示せるカードになった」などと説明。
 
 協会のシーザー武志会長は「今回の海人の相手については今までで一番いい選手なんじゃないかと思っている。映像を見たがガードもしっかりしているし、前に出てくるので、海人も手こずるかなと思っているが、海人だったらやってくれると思っている。できればKOしてほしい。KOすれば次はタイトル戦しかない。そういう気持ちで臨んでほしい」と期待をかけた。
 
 海人は「はっきり言って今は僕のほう断然が強いのかなと思っているので、勝つのも倒すのも当たり前だと思っている。元GLORYの王者だし、ONEでもそうそうたるメンバーと試合をしているので、その中で僕が一番圧倒したという印象を残すような試合をして、キリア選手にも“海人が一番強かった”と思ってもらえるような試合をする。今回はそこがテーマだと思っている。僕の強さがどれだけのものかというのを楽しみにして見てほしい」とこの試合のテーマを「勝ち方」と設定。
 
 キリアの印象については「空手家らしいスタイルなのかと思う。どんどん前に入ってくるタイプだし、パンチも蹴りも威力がある。空手家なので蹴りも多彩かと思うが一番警戒するところは頑丈なところ。ちょっと仕留めにくいというのはあるので、しっかり仕留められるようにしていかないとなと思っている」と警戒点を挙げつつも「今回の相手は出している結果と出ている舞台がこれまでの選手とは違うが、今、僕はそういうレベルでは戦っていないと思っているのでしっかり倒し切りたい」とKO勝ちを誓った。