東京ドーム2デイズも「夢が詰まってた」〈THE RAMPAGE 浦川翔平のBUZZらないとイヤー! 第83回〉

冒頭の「THROW YA FIST」。花道に浮かび上がった16人に大歓声!

ーーさてライブのセットリストはシングルの表題曲を中心に、THE RAMPAGEといったらこの曲というものが並びました。前回のBUZZらないとイヤー!でおっしゃっていたように「めちゃくちゃ見やすい」し、「時間が経つごとに燃えたぎるような、ブォッ!ブォッ!ブォッ!ブォッ!ブォーーーーッ!」なステージで、「そう来るか!そう来るか!の連続」でした。ボーカルと数名のパフォーマーが軸になって見せる曲では組み合わせも目新しかったです。「FEARS」もそうでした。今回は(神谷)健太さんなんだあ……みたいな。

翔平さん:……鎖の(笑)。バラードコーナーはそういうところあったでしょうね。「INVISIBLE LOVE」も(鈴木)昂秀が……

ーー魅せどころでしたね。目隠しをしてのパフォーマンスで文字通り“INVISIBLE”な状況ですよね……どのくらい見えてたんでしょう。

翔平さん:うっすら見えるみたいです。SNSで五条悟(『呪術廻戦』のキャラクター)とか書かれてましたね(笑)。

ーー翔平さんは、THE RAMPAGEのライブには欠かせなくなった岩谷翔吾さん(以下、岩翔)とのペアリング、山本彰吾(以下、やましょー)さんと長谷川慎さんと3人での「One More Kiss」もありました。

翔平さん:岩翔さんとはずっと走ってましたね。「16BOOSTERZ」で花道の真ん中まで走っていって踊って、また走る。岩翔さんとのところは他のところで初日と2日目で変更があったんですよ。1日目が終わって2人で話して、冒頭でも走ってるけど、俺らは(EXILE)NAOTOさんと(小林)直已さん(ともに、EXILE / 三代目  J SOUL BROTHERS)みたいな感じでメーター振り切った感じで走りまくってアツい感じでいいんじゃないかって。

「One More Kiss」は小道具を使おうってなって、慎が椅子を使うって言うからステッキに。「One More Kiss」は一時期みんなでステッキ持ってやってた時があるんですよ。そのままじゃないけど、それを彷彿とさせるようなものにしたいなって思いました。

 東京ドームでのライブは、最初の「THROW YA FIST」の花道で一列になって拳を掲げるところだったり、(与那嶺)瑠唯さんの扇子を持ってのダンスだったり、長く応援してきてくれた人が「あの時のあれ」って分かることと、初めてTHE RAMPAGEのライブに来た人も楽しめること、その両方が共存できてたと思います。

DRUM TAOとのコラボレーション

ーー次にコラボレーションについて。たくさんのゲストが登場しました。RAG POUND、GENERATIONSの佐野玲於さん、DRUM TAO、KADOKAWA DREAMS、MIYAVIさん、DOBERMAN INFINITY、EXILE THE SECOND、そしてEXILE……豪華でした。

翔平さん:追い風って感じに加わってくださいました。「10周年おめでとう」「盛り上げます」って先輩方も言ってくださったのがすごくうれしかったです。

ーーそれぞれゲストが自分の楽曲をパフォーマンスして、そのままTHE RAMPAGEとのコラボ曲にごく自然につながっていくような流れで心地よかったです。

翔平さん:このライブだからこそ見られる流れだったと思います。個人的にゲストが登場するようなライブに行くと、もしかしてこの曲来るんじゃないかってゾクゾクすることがあるんですよ、におう演出とか。もしかしてこれがくるんじゃない?あれがくるんじゃない?ほら!キタキタキター!って楽しくなれるんですよね。その連続になってたんじゃないかと。

ーーそうですよね。ゲストの中でもKADOKAWA DREAMSとのコラボは待ち望まれてたところじゃないでしょうか? 一緒に作ったビデオを完全に再現するようなパートで、「キタキタキター!」これを生で見たかったって。コラボパートでは新しい発見もあったんですよね。和太鼓との相性がいいのは「Summer Riot~熱帯夜~」だけじゃないんだなあとか。

翔平さん:和太鼓とラテンの親和性ですね。MIYAVIさんのギターサウンドと「VIP」も新たな化学反応だったなと思います。