YA-MANと木村ミノルがOFGMで対戦。YA-MAN「1発もらったら頭の骨がくだける」、木村「失神させないと倒れない」【FIGHT CLUB.2】

「ヒリヒリ感を味わいたい」とYA-MAN
 互いの印象についてはYA-MANは「キックボクサーとしては強い選手と思っている。俺がプロになる前から活躍していた選手。そこにはリスペクトはあるが、でも人間としては弱いのかなと思っている。そんな奴には負けないと思っている。というのとパンチ力はすさまじいと思う。最近、試合をしていて刺激がないというか。昔のようなヒリヒリ感がない。もし、仮に木村ミノルのパンチをもらったら本当にどうなるか分からない。そのヒリヒリ感の中で試合がしたいというのが本音というか、中毒なので。死ぬかもしれないという中でやりたい」、木村は「階級も僕より下なので、いつか戦うという目では見ていなかったけど、名前はどんどん上がってきて、その中で試合を見ると、気持ちが強いし打たれ強いし、ダウンしてもKO勝ちしている。僕は気持ちが弱い、臆病なところがあると(言っている)。言ってしまえば真反対なのかと。彼はファイティングスピリッツとか倒れても立ち上がってくるところを見せてきていると思うし、僕は弱い心があるのかもしれないけど、それ以上に戦うことが好きだし、スリルのある試合が好きだし、人を倒すのが好きなので、今回はそれ以上にモチベーションが上がっているので楽しみにしてほしい」などと特に煽り合うことはなく、互いの実力を認め合う。
 
 YA-MANが「勝ち負けよりもヒリヒリ感を味わいたい」と言えば、木村も「同じく。そして“あんな臆病な奴に俺が負けるわけがない”と言われたが、それは自信からくる言葉だと思うし、単なる煽りじゃないのも分かる。悔しい思いが久々に湧き出てきた。キャリアを振り返っても、ここまで気合が入る試合は久しぶり。こういう時に結果を残したい。早く試合をしたい。オープンフィンガーは彼の土俵ですが、体重は僕に近いところに合わせてくれたので、そこも含めていい試合をしたい」と互いに試合への期待感を見せた。