旅行者と地域をつなぐ「第2のふるさとづくりプロジェクト」の新コンセプト名を冠したウェブサイト「いくたび」がオープン
(©まちが わたしが 育つ旅。「いくたび」)
観光庁が推進する「第2のふるさとづくりプロジェクト」の情報発信のためのウェブサイト「いくたび」が9月20日にオープンした。
「第2のふるさとづくりプロジェクト」は「何度も地域に通う旅、帰る旅」という新たな旅のスタイルを普及・定着させることで、国内観光の新しい需要を掘り起こし、地域経済の活性化につなげることを目的に2021年(令和3年)10月に発足したプロジェクト。
「何度も地域に通う旅、帰る旅」というのは、新型コロナウイルス感染症の影響等によって働き方・住まい方に関する意識が変化する中で行われた調査で浮き彫りとなった、大都市にはふるさとを持たない若者が増え、田舎に憧れを持って関わりを求める動きも存在しているという現状を踏まえ、国内観光の新しい需要を掘り起こし、地域経済を活性化する観点から、いわば「第2のふるさと」として「何度も地域に通う旅、帰る旅」という新たな旅のスタイルを提案するもの。
今回オープンする「いくたび」は同プロジェクトで提唱している「第2のふるさと」が一人ひとりに形成されるためには、地域に“通う側”と地域側で“受け入れる側”の双方に対して充実した情報発信の場とメッセージが必要との考えから生まれた新しいコンセプト名でもあり、『1度きりの旅行では味わうことができない、ゆたかで新しい旅体験、それが“育旅(いくたび)”。行くたびに新しい発見、行くたびに親しいものが増え、行くたびに、まちが、人が、元気になっていく。その景色、食べ物、人々、あらゆるものは大切なものへと変わり、あなたの“第2のふるさと”になっていく。退屈ないつもからすこし離れて、新しい自分と場所に会いに行こう。』といった想いが込められているという。