EXTREME王座戦に臨む王者・勝俣瞬馬組に不安材料。パートナーの須見和馬がルールを把握できていないことが判明【DDT】

不安を隠しきれない須見、勝俣組

 この言葉を聞いた彰人は「ちょっと待って! 当たり前だよね。38になる僕と高校生の彼、友情なんかあるわけない。もちろんビジネスタッグ。ビジネスタッグってどういうことか分かる? 僕はCyberFight取締役。ということは、このタイトルマッチで、夢虹くんが貢献してくれてベルトを巻ければ、ボーナスあげましょう。そういうタッグでもあるんだよ」とコメント。
 
 すると須見は「カネに釣られるような夢虹さん、そんな相手には負けない」と反論。勝俣は「一緒に頑張ってくれたら、ずっとおまえのこと見てあげるから。ボーナスどころか永遠に見てあげるから」と発言。
 
 そして、勝俣は「このEXTREMEの価値を上げるためには、彰人という選手を超えなきゃいけないと、ずっと思ってたことで。僕もやらなきゃいけないと思ってたタイミングなんで。彰人さんが挑戦表明してくれて、僕への思いも伝えてくれて、ホントにうれしく思います。僕はこのEXTREME、勝俣瞬馬というのは、彰人さんを超えて更新していきたいので。須見ともこの前、作戦会議してルールも口頭で説明して、分かってくれたみたいなんで、一緒にやろうな」と意気込んだ。
 
 ところが、須見は「ルールは割ったら勝ち?」とルールを把握できていない様子。そこに彰人が「合ってる。須見君、割ったら勝ちだから、試合始まったらすぐ割り合おう」と追い討ち。須見は「望むところです。何十本でも。彰人さんの頭で蛍光灯割りたいと思います」と言い出す始末。これに勝俣は「何本でもじゃないよ! 聞いた? 1本なんだよ。割っちゃダメなんだって。言ったじゃん」と涙目に。須見は「副社長(実際には取締役)がルール考えたんだから、彰人さんが言ってることが正しいんじゃない?」と言い、勝俣は「正しくないよ。ウソついてるんだよ。この人は。彰人さんを信じようとしてるの? ルール考えたのは僕だからね。割っちゃダメだよ。そんな簡単なルールがEXTREMEでどこにあるんだよ。よく考えて」と説いた。
 
 この場ではなんとか理解を示したかのように思える須見だが、いざ試合が始まって、また勘違いすれば、王者の勝俣組に勝ち目は薄くなりそう。勝俣組は決戦前に大きな不安材料を抱えてしまったようだ。

DDTプロレス「Dramatic DENSHI Ticket in SHINJUKU」(9月20日、東京・新宿FACE)
◆オープニングマッチ スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○彰人(10分28秒、奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)平田一喜●
※彰人の持ついつでもどこでも挑戦権(白)が平田に移動。

◆第二試合 ノータッチルール 30分一本勝負
○高梨将弘&アントーニオ本多&イルシオン(11分36秒、横入り式エビ固め)大鷲透&男色ディーノ&中村圭吾●

◆第三試合 30分一本勝負
飯野雄貴&○高鹿佑也(10分42秒、変形トライアングルランサー)秋山準&石田有輝●

◆第四試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○遠藤哲哉(14分18秒、片エビ固め)To-y●
※バーニングスター・プレス

◆第五試合 スペシャル8人タッグマッチ 30分一本勝負
佐々木大輔&○河上“ファイヤー”隆一&KANON&MJポー(9分39秒、エビ固め)HARASHIMA&高尾蒼馬&納谷幸男&須見和馬●
※サンダーファイヤーボム

◆セミファイナル スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○上野勇希(13分5秒、体固め)大石真翔●
※WR

◆メインイベント KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉クリス・ブルックス&●正田壮史(21分36秒、ディックキラー)MAO○&勝俣瞬馬〈挑戦者組〉
※クリス組が初防衛に失敗、しゅんまおが第84代王者組となる。
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