復帰戦の武尊「2連敗は許されない。負けられないというプレッシャーはある。ぎりぎりの判定でも勝ちが欲しい」と心境を吐露【ONE】
リモートでインタビューに答える武尊(©ONE Championship)
ONE Championshipの「ONE Friday Fights 81」(9月27日、タイ・ルンピニースタジアム)で復帰戦に臨むK-1 WORLD GP 3階級制覇王者の武尊(team VASILEUS)が9月24日、試合を前にリモートでインタビューを行った。
武尊は1月28日のONE日本大会「ONE 165: Superlek vs. Takeru」(東京・有明アリーナ)で行われた「ONEフライ級キックボクシング世界タイトルマッチ」で王者スーパーレック・キアトモー9(タイ/Kiatmoo9 Gym)に判定で敗れて以来の復帰戦。7月31日に行われた会見でONE期待の新世代ファイター、ブラック・パンサー(タイ)と対戦することが発表されたが、試合まで1カ月を切った今月9日に対戦相手がタン・ジン(ミャンマー/Taw Win Ayeyar Club)に変更となった。
すでにタイに入っている武尊は「体調はいつも通り。あとは減量だけかなという感じ。タイは日本と環境が違うということもあって、勝手に汗が出てしまったりする。昨日も寝ている時に2キロ近く水分が抜けてしまった。前回よりちょっと水分量を変えているところもあるので、最後まで集中しないとなというのはあります」とONE特有の過度な「水抜き」減量を禁止するハイドレーションテストに慎重な口ぶり。そのうえで体調については「まあまあです」とのこと。
対戦相手のタン・ジンについては「1発があるし、体も強そうだし、ラウェイ出身というのもあって気持ちも強いんだなと思う。あとはサウスポーにスイッチしたりするのでトリッキーな動きもあって、結構警戒するところは多いかなと思う。一発のパンチがあるので気を付けないといけない。左フックは警戒しないといけない」などと分析。ファイトスタイル的には当初の相手のブラック・パンサーよりは「かみ合うことはかみ合うと思う。そうすると自分がもらう確率も上がるので警戒はしています」とも語った。