妻夫木聡「皆さんが知らない台湾の魅力を伝えていけたら」台湾観光庁のアンバサダー

 


 最初の仕事として、さまざまな台湾の魅力を紹介する4種のCMを制作。高山茶で有名な阿里山でお茶摘みを体験、台湾指折りの観光地である日月潭でボートに乗り、宜蘭県ではエビ釣りでわいわいと盛り上がり、台北の慈聖宮では屋台で朝ごはんをもりもり楽しんだ。

 妻夫木は、どの場所も楽しかったと笑顔で振り返ったが、なかでも高山茶で有名な阿里山では茶摘みなど貴重な体験ができたよう。

「今まで台湾ってストレスを発散しに行くイメージがすごく強かった。おいしいもの食べて、いろんなアクティビティで遊んで帰っていくみたいなことが多くて。自然の中にただポツンと居て、自然の中で生まれた台湾の烏龍茶を飲む。……癒しを感じたのは今回が初めてだったんです。シンプルだけど、すごく研ぎ澄まされていく感じっていうか。僕的には一番いい思い出となりました。みなさんにもぜひ行ってほしい。台北から車で4時間5 時間ぐらいでそこそこ遠いは遠いんですけど、車で行けるくらいの距離。台湾のお茶畑の中で飲む台湾のお茶が本当においしかったんで」

 台湾で癒される体験は妻夫木にはインパクトが大きかったようで、「東京で忙しい街の中でもみくちゃになった頭を1回ゼロに戻してくれる体験でした。1回リセットって大事なんだろうなって思います。リラックスして日本に帰って新たなことを始めるっていうのもいいのかなって」と、強調していた。