【9月は認知症月間】にしおかすみこ、認知症の母に地域包括支援センターを予約「4年越しに一歩進みそう」
毎年、9月21日は認知症への理解を深める「世界アルツハイマーデー」。この日を中心に9月を「世界アルツハイマー月間」と定めてさまざまな取り組みが行われている。日本では今年1月に施行された「共生社会の実現を推進するための認知症基本法(認知症基本法)」において、9月が「認知症月間」、9月21日が「認知症の日」と定められた。
そんな中でお笑いタレントのにしおかすみこが9月24日、都内で『ポンコツ一家2年目』(講談社)発売記念会見に登壇した。
にしおかは、おなじみの女王様キャラで「2024年に『ポンコツ一家2年目』という本を出して浮かれている、2007年の一発屋っていうのはどこのどいつだい? アタシだよっ!」と挨拶。2020年、コロナ禍の中で久しぶりに実家に帰ったところゴミ屋敷化していたといい、自身の家族を「母は認知症、姉はダウン症、父は酔っ払い、私は一発屋という家族構成で、毎日ジタバタしながら暮らしている」と紹介した。
同居生活を始めて2年目を綴った同書を「1冊目よりもページ数と内容がパワーアップしている。家族は年を取ってきて、母の症状も進んでいくんですけど、個性がすごくパワーアップしている。その分、私の経験値もふてぶてしさや図々しさもパワーアップしている。あと、私の文章力がパワーアップしている。誰も言ってくれないんですけど、私が進んで言っている」とアピール。
疲れた時やイライラした時の対処法を「こまめに息抜きするようにしている。例えば友人などに愚痴をたくさん聞いてもらったり、都内にちょっと高めのランチを食べに行ったり。すごくマニアックなんですけど、ベジタブルカービングという野菜をナイフで彫って花にしたり龍にしたりする趣味があって、そういうことをやって息抜きしている」と語り「ちなみにベジタブルカービングだけのインスタをやっているけど、すごく人気がない」と自虐して笑わせた。