THE RAMPAGE 武知海青「体がファッション」ボディ・ビジュアルブック『BULLET』で弾丸打ち込む

THE RAMPAGE 武知海青(撮影・蔦野裕)

 16人組ダンス&ボーカルグループのTHE RAMPAGEのパフォーマー、武知海青がボディ・ビジュアルブック『BULLET』を出した。12カ月連続でメンバーが写真集やフォトエッセイ、小説などを送り出していく幻冬舎とのプロジェクト「GL-16~THE RAMPAGE BOOKS~」の第3弾で、さまざまなフィールドで一目置かれる肉体の美しさを余すところなく捉え、美しい体を作り上げる内面にも迫る1冊だ。9月11・12日に開催されたTHE RAMPAGEの東京ドーム公演に向けて、リーダーシップを取って、メンバーの体も磨きあげたことでも知られる。インタビューの最中は背筋がピンとする言葉だらけで……。


「写真集」ではなくて「ボディ・ビジュアルブック」

ーー東京ドームでの公演(「THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024 *p(R)ojectRⓇ at TOKYO DOME 」)の興奮も覚めやらぬタイミングですが……ライブから復活していますか。

まだ全然しんどいです。だけど止まってる暇がないんですよ。9月25日にスポダン(『究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦2024秋』TBSで10月14日放送)があって、その4日後の29日にはプロレス(「DRAMATIC INFINITY 2024 ~3時間スペシャル~」後楽園ホール大会)があります。今はスポダンに照準をあてて体を作っていて、終わったら少し体重を増やそうと思っています。筋肉の上に厚みを持たせる、脂肪を乗せてあげると、怪我もしにくい体になるし、相手に怪我をさせてしまうのも防げる。それにレスラーっぽい体にもなります。2月にプロレスデビューした時は、3日で14キロ戻してそれができたので可能かなと思ってます。

ーー3日で2桁?それは……水分ではなくて?

水分もありますけど、体が枯渇状態にあって久しぶりに栄養素が入ってくると吸収しようとして外に逃がさないようにするんですよ。それで蓄えてる感じになります。

ーー そういった経験や知識の積み重ねが詰まっているのが、ボディ・ビジュアルブック『BULLET』ということになるでしょうか。最初に、なぜこの本を作ることになったのか教えていただけますか?

一番最初はプロレスの本みたいなのを作ろうって話が上がってたんですよ、『レスラー・武知海青』みたいな。ただ、話していく中で、いろんな武知海青を知ってほしいねって。僕と言えば体です。それでボディ・ビジュアルブックみたいなのはどうかって改めて提案をいただいて、それでやってみたいと思いました。

ーー写真集って呼び方もできる一冊でもあるのかなと思うんですが、“ボディ・ビジュアルブッグ”っていう目新しい呼び方をしているのには、こだわりや理由があるのかなと思うのですが。

体がメインだから、ですね。写真集は撮られる人(被写体)を含めてファッションがメインです。でも僕の場合は本当に体がメイン! 言うなら、僕の体がファッションです。だから写真集じゃなくてボディ・ビジュアルブックなんですよ。……僕にしかできない呼び方なのかなと思います。減量した体もそうですし、スポダンの時の体、プロレスの時の体、作ってきたいろいろな体を納めたくて。体の一つひとつにヒストリーや物語があるので、それを詰め込んだ一冊になっています。

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