“初代虎”佐山サトルが故小林邦昭さんを追悼「僕の動きは小林さんに作ってもらった」【SSPW】

10カウントゴングが鳴らされた(撮影・蔦野裕)
 新日を離脱し全日本プロレスに参戦時は二代目タイガーマスクを相手に虎ハンターとして活躍。新日にUターン参戦するとザ・コブラと抗争を繰り広げ、獣神ライガーのデビュー戦の相手を務めるなど常にジュニアヘビーのトップ戦線で長く活躍。IWGPジュニアヘビー級王座、NWAインターナショナル・ジュニアヘビー級王座、世界ジュニアヘビー級王座を獲得している。
 
 この日、ストロングスタイルプロレスに初参戦した新日本プロレスの永田裕志は試合後に「今日僕がこのストロングスタイルプロレスに参戦できるようになったのも、最初、小林邦昭さんが僕を佐山先生に引き合わせてくれたのがきっかけ。32年前、僕が蹴りを覚え始めたとき。“佐山のところに連れて行ってやるよ”と大宮のジムに連れて行ってくれて、そこで手ほどきを受けたのが最初。そこから何度か教えを請いました。いろいろな会場でお会いした時に佐山先生に声をかけていただけるようになって。佐山先生がUFOの一員として新日本プロレスに来られた時も猪木会長と毎朝、闘魂棒を持ってトレーニングをやったり。その合間に総合格闘技の練習もやらせていただいたり。蹴りだけではなく相手をテイクダウンする技術を教わったり。それもすべて小林さんが僕を佐山さんに引き合わせてくれたことがきっかけ」などと小林さんを偲んだ。
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