元フライ級王者の大鹿統毅が再起戦で3度のダウンを奪う圧倒の判定勝ち【Krush】

見事に再起を果たした大鹿(撮影・蔦野裕)
 3R、山浦は圧をかけて左ミドル、ワンツー。大鹿は回転の速いパンチで反撃。左ボディーを効かせると右フックでダウンを奪う。立ち上がった山浦だったが、大鹿は右ボディーからガードを固める山浦にパンチを連打し2度目のダウンを奪う。TKO勝ちとなる3つ目のダウンを狙う大鹿が山浦をコーナーに詰めてパンチを連打も、山浦はガードを固め打ち返し、大鹿が一瞬ぐらり。山浦がなおも反撃に出るが立て直した大鹿は右ストレートで山浦をぐらつかせるとコーナーに詰めてパンチのラッシュ。山浦もガードを固めしのぐとパンチを返す。打ち合いのまま試合終了。
 
 判定は計3度のダウンを奪った大鹿が30-24、30-24、30-25の3-0で勝利を収めた。
「Krush.165」(9月28日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krush女子アトム級/2分3R
●加藤りこ(K-1ジム五反田チームキングス)(判定0-3=8-30、28-30、28-30)末松 晄(K.I.K team BLADE)○

◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushフライ級/3分3R
●西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning)(判定0-3=26-29、26-30、25-30)菊地海斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆第1試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
○板橋武留(健成會)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)坂本寿希(リーブルロア)●

◆第2試合/女子-55kg契約/3分3R・延長1R
○麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)小澤聡子(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●

◆第3試合/-68kg契約/3分3R・延長1R
●哲志(K-1ジム五反田チームキングス)(3R1分18秒、KO)KO-TA BRAVELY(BRAVELY GYM)○

◆第4試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○岩﨑悠斗(サイガジム)(2R、1分51秒、KO)蓮實 光(パラエストラ栃木)●

◆第5試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●斎藤祐斗(JK TRIBE)(延長判定1-2=9-10、10-9、9-10 ※本戦判定0-1=29-30、30-30、30-30)目黒翔大(優弥道場)○

◆第6試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
○大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定3-0=30-24、30-24、30-25)山浦力也(北斗会館)●

◆第7試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
●“狂拳”竹内裕二(GORI GYM)(3R40秒、KO)弘輝(WORLD TREE GYM)○

◆セミファイナル(第8試合)/Krushライト級/3分3R・延長1R
○ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)(3R19秒、TKO)上野空大(kickboxing gym SHINYUUKI+)●

◆メインイベント(第9試合)/第9代Krushフェザー級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
○石田龍大(POWER OF DREAM)(延長判定2-1=9-10、10-9、10-9 ※本戦判定0-0=29-29、30-30、30-30)橋本雷汰(ALONZA ABLAZE)●
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