リュウ・ツァーがサッタリを破り初防衛。KO宣言は不発も「初めて防衛できてうれしい」【K-1】

サッタリの左のパンチが伸びる(撮影・蔦野裕)
 サッタリはKrushクルーザー級王者でありながら、2022年4月「K’FESTA.5」で行われたK-1無差別級トーナメントに参戦。出場8選手のなかで最軽量(82.5kg)ながら優勝を果たした。昨年9月のツァーが優勝したトーナメントでは1回戦でクラウディオ・イストラテに敗戦。今回はそれ以来の試合となる。サッタリはツァーがカリミアンを破った際にリングに上がり、挑戦をアピール。今回のタイトル戦が実現した。
 
 1R、ともにオーソドックスの構え。サッタリが右ロー。ツァーが右ハイを飛ばすとかわしたサッタリは前に出てパンチ。サッタリが詰めて左ボディー。ツァーは右フック。サッタリのローにツァーが打ち下ろしの右ストレート。サッタリは右カーフ。ツァーは圧をかけて右ローからパンチ。しかしサッタリはかわすと逆に右アッパー。ツァーが詰めてヒザ。サッタリはガード。ツァーは追ってパンチ、右ロー、左ボディー。サッタリの動きが鈍くなる。しかしサッタリは右カーフ。ツァーは左ボディー。ツァーの右ミドルにパンチを合わせるサッタリ。