山下実優が来春引退の里村明衣子に雪辱ならずも…「もう1回シングルマッチでやらせてください」【TJPW】

フィニッシュは里村のデスバレーボム

 試合後、里村は「東京女子、スタイルが違うと言われてるけど、リングに上がったら全員敵だよ。私は来年4月に引退します。あと6カ月あるんだよ。誰かもう1回、私の目の前に立つ奴、来いよ! 東京女子のファンの皆さま、私はこの半年でもう1回来る! 待ってるからな」と引退前にもう一度参戦することを宣言した。
 
 バックステージで山下は「シングルマッチやらせてください。里村さん、言いましたよね?私の前に立てと。このまま里村さんに引退してもらうわけにはいかない。私が里村明衣子を蹴り倒したい。7年後にまたこんなに悔しい思いをして、このままじゃ終われない」と悔しさを露わにして、再度のシングル戦を熱望した。
 
 渡辺は「7年前、山下さんがシングルマッチしたとき、私はオーディションに合格しましたって自己紹介した日でした。その時に見た里村さん、プロレスラーってこんなに強いんだって。今日、対角に立ってみて、自分だって強くなった。昔の怖かった印象を塗り替えられて。里村さんのなかにも渡辺未詩という名前を刻み込む、覚えて帰ってもらう気持ちだった。私ももっと戦いたいって思った。生きる伝説と呼ばれてる人にもっと触れたい。私もまだまだ強くなれそうな気がします」と話した。