日本の格闘技の魅力を世界へ発信!「JAPAN MARTIAL ARTS EXPO」の概要発表。10・19大会でブアカーオと皇治がボクシングルールで対戦

皇治はブアカーオと対戦

 谷川氏は「このJAPAN MARTIAL ARTS EXPOはそもそもマカオとかインドネシアといった海外から“格闘技のEXPOみたいなものができないか”という企画が多数集まりまして、来年以降、こういった形で海外で、特に東南アジアを中心に展開していこうと考えている。その趣旨のもと格闘技団体としてRIZIN、K-1、QUINTET、巌流島が“ひとつやってみようじゃないか”ということで集結した。僕も芸歴40年くらいになるが、これまでの世界の格闘技はほとんで日本が作ってきて、日本のフォーマットが世界に出て、ONE、UFC、ベラトール、PFLといった大きな団体になっていった。そもそも1990年代から2000年代で日本で起こった格闘技ブームが世界に羽ばたいていった。それ自体は素晴らしい、うれしいことだが今は我々が大きく後れをとってしまっている。悔やまれるのはK-1とPRIDEが全盛の時にもう少し榊原さんと仲良くしておけばUFCにも負けなかったんじゃないかな、くらいのコンテンツ能力は僕らはあると思うので、もう一度集結して世界でこういう形でジャパニーズスタイルの格闘技イベントをやっていこうかなと思っている」とこの試みの趣旨を説明した。