2024年の締めくくりは王者・横山朋哉に松山勇汰が挑むタイトル戦。スーパー・フェザー級屈指のカードが実現【Krush.169】

防衛に自信を見せた横山

 受けて立つ横山は「宮田さんが群馬大会をやってくれないので、防衛戦を挟んで来年、群馬大会をやりたいので、その前に負けられないし、自分は次はK-1のタイトルマッチかと思ったんですが組まれなかったので。もちろん松山選手は強いので、ここで倒して。僕はタイトルマッチだからどうというのはないので、一戦一戦完璧に仕上げて勝つのでそこを見てもらえれば。12月は超満員の後楽園ホールで楽しんでください」と語った。

 互いの印象については松山は「アウトボクシングもできるしインファイトもできる。一番強いなと思うのは爆発力」、横山は「見て分かる通りKO率が高いし、純粋に強いなと思う。若いし勢いもあるし、スタイルが似ているなって印象」とそれぞれ評した。

 会見の終盤、横山は「松山選手は大した相手とやってない。雑魚としかやってない」とちくり。そして「それでタイトルと言われた時はいろいろありましたけど、強いのは事実なので。チャンスを与えるのも王者だと思うので、それをものにさせないのが僕だと思うので。チャンスを与えるけどものにはさせないぞという感じ。若い選手にチャンスを与えてこそ王者。僕がチャンスをもらって、そのチャンスを逃してきたのと一緒で、そういう試練を乗り越えてきた人って強いと思うので、そこの覚悟の違いを見せられたらと思っています」と続けた。