2024年の締めくくりは王者・横山朋哉に松山勇汰が挑むタイトル戦。スーパー・フェザー級屈指のカードが実現【Krush.169】

静かに闘志を燃やす松山

 これに松山は「お互いの戦績を見れば分かる通り、横山選手のほうが名前のある選手とか強い選手とやっているのは事実。ただ、格闘技って勝ったほうが先に進むって勝負だと思うので、ここで僕が負けてしまったら僕に負けた選手にも申し訳なさがあるので、僕がしっかり勝って僕に負けた選手も別に弱くないって意味を込めて。相手が弱いのではなく自分が強いんだってことを見せられたらと思います」と返した。

 最後に松山は「皆さんの応援のおかげで勝ちを重ねてタイトルマッチまでたどり着くことができたと思っているので、あとは絶対に勝ってベルトを巻いて、皆さんへの恩返しではないが、感謝の気持ちも表したいと思っているので絶対に勝つ」と静かに闘志を燃やす。

 横山は「“今年のKrushは横山の年だったな”と言われるように。他のKrush王者が全然試合をしないので、僕は宮田さんが“どうしても12月に出てくれ”って言うので、ケガとかもあってちょっと迷ったんですが、宮田さんが“どうしても盛り上げてほしい”と言うので、12月は最高の舞台で盛り上げて締めようかなと思っています」と締めくくった。

「Krush.169」(12月8日、東京・後楽園ホール)
〈10月8日発表のカード〉
◆Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
横山朋哉(王者/リーブルロア)vs 松山勇汰(挑戦者/ALONZA ABLAZE)
※王者・横山は初防衛戦
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