作家デビューのTHE RAMPAGE 岩谷翔吾、執筆スタイルは真っ暗ななかでエンターキー叩きまくり? 山本彰吾からもらったスピーカーとパソコンが照明に

 


 16人組ダンス&ボーカルグループのパフォーマー、岩谷翔吾が小説『選択』(幻冬舎)を敢行、作家デビューを果たした。10月11日、都内で、刊行記念のイベントを開き、その前に報道陣の取材に対応した。

 作品に込めた思いを熱く語るなかで、アーティスト活動をしながら作家活動も行う岩谷の執筆スタイルも話題に。

 多忙を極める中で、どのように書き進めているのかと聞かれると、「時間は見つけるもの」と口角をあげた。

「自分は書くことが大好き。(書くことは)苦しいこともありますし、自分を削りながら孤独と向き合う作業でもあるんですけども、何より達成感がある……時間は見つけるものなんだなと思いました。今まで何気なく過ごしていた時間に執筆できんじゃんとか、携帯をだらだら触ってた時間をなくせば 30分や1時間は執筆に当てられるとか、時間を見つけて書き進めていきました。なので、4 年という月日がかかったんですけども、1 からコツコツと継続して書き上げることができました」

 

 また、執筆する際のルーティーンはあるかという質問では「真っ暗ななかでパエンターキーを押しまくっている」と回答。

「執筆部屋の電気はつけません。メンバーの山本彰吾(やましょー)からもらったスピーカーがあるんですけども、そのスピーカーが間接照明がわりになるので、パソコンの光とやましょーさんからもらったスピーカーの光だけの真っ暗な中で書いています。第三者がその部屋に入ってきたら震え上がるぐらい真っ暗な中でパソコンに向かい、目がバキバキの状態で、エンターキーを押しまくっています」と、見えないキーボードを叩いてみせた。

『選択』は、岩谷が4年の年月をかけて書き下ろした小説。原案は、親友で俳優の横浜流星。「父親を殺す」と家を飛び出した亮と歩道橋から身を投げようと思っていた匡平、互いに命に向き合うなかで偶然に出会った幼なじみの2人の少年が、非情な現実に直面しながらも生き抜いていく姿を描いている。