栗秋祥梧がチュームーシーフーとの激闘を制し初の王座獲得も「どっちかが倒れるまでがKNOCK OUT。もう1回だけ戦いましょう」【KNOCK OUT】

延長の末、栗秋が勝利(撮影・蔦野裕)

「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)のメインイベントで行われた「KNOCK OUT-BLACK フェザー級王座決定戦」で栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)が延長にもつれ込む接戦を制し、KNOCK OUTで初の王座獲得を成し遂げた。

 今回の王座決定戦は前王者の龍聖の王座返上に伴うもの。「KNOCK OUT 2024 vol.3」(8月4日、東京・後楽園ホール)で元山祐希にKO勝ちを収めたチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)がタイトル戦をアピール。ここでリングサイドで試合を見ていた栗秋がリングに上がり名乗りを上げ、両者の間で王座決定戦が行われることとなった。

 1R、サウスポーのチュームーシーフー、オーソドックスの栗秋。栗秋が早々に左フック、右ミドル、パンチの連打から右ハイ。しかしチュームーシーフーは押し返すと左ストレート、左ミドル。栗秋はガードを固めパンチを返すがチュームーシーフーの圧は止まらない。チュームーシーフーは左ミドル、左ストレート、右ボディーと畳みかける。栗秋はロープを背負うがガードを固めると左フックをカウンター。ともに前手で距離を探りながらパンチ。チュームーシーフーは右ボディー、左ミドル。栗秋は右ストレート。チュームーシーフーは左ハイ。栗秋はガード。圧をかけるチュームーシーフーに栗秋が右ミドルから飛びヒザ。チュームーシーフーは左ストレート、右フック。栗秋も右ハイ、右ロー。チュームーシーフーは右ボディー、左フック。手数が多いチュームーシーフーだが栗秋はしっかりガードの印象。

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