古木誠也がHOOST CUP王者の國本真義を返り討ち。重森陽太はアルゼンチンの強豪に競り勝つ【KNOCK OUT】

古木の強烈な左ボディー(撮影・蔦野裕)

 その前の第8試合ではKNOCK OUT- BLACKスーパーバンタム級王者の古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)がHOOST CUPとの対抗戦で國本真義(MEIBUKAI)と対戦した。國本はHOOST CUP日本バンタム級王座を保持しており、王者対決となったこの一戦、古木が持ち前の強打で國本を再三ダウン寸前まで追い込むが、國本もパンチを打ち返し意地を見せる。しかし倒しきれなかったものの古木が完勝と言っていい内容の判定勝ちを収めた。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ローを空振りの古木に襲い掛かり右ハイの國本。古木はすぐに立て直し左右のミドル、ローで前に出る。コーナーに詰めて怒涛のラッシュの古木。うち終わりになんとかパンチを返す國本。なおもロープに詰めてラッシュの古木。國本はガードを固めしのぐ。古木は今度はコーナーにくぎ付けにして左右のボディーを連打。ガードを固めしのぐのがやっとの國本。