ぱんちゃん璃奈が相手に減点2がありながらの2-0判定勝利に首を振り涙【KNOCK OUT】

ぱんちゃんの前蹴り(撮影・蔦野裕)

 3R、ぱんちゃんは右ハイ。圧をかける美伶がパンチを放つがぱんちゃんが組み止める。ぱんちゃんが前に出てワンツーも美伶が組み止める。ぱんちゃんが前に出たところで美伶が右フック、左ストレートをカウンター。そこから下がったぱんちゃんにパンチの連打の美伶。ぱんちゃんが組み止めしのぐ。ぱんちゃんも打ち返すが、美伶はなおも圧をかけ、コーナーに詰めると左ストレート。ガードのぱんちゃん。美伶はなおも追い込み強烈な左ストレート。美伶は詰めると左フック。ここでぱんちゃんが右のショートフックを合わせ、一瞬、美伶のヒザが折れるが美伶はすぐに反撃。ぱんちゃんはミドルをすかされ苦しい展開に。美伶が距離を詰めると組み止めしのぐぱんちゃん。最後は美伶が左ストレート、右フック、ヒザと連打を放ったところで終了のゴング。

 美伶は減点2からのスタートで判定は28-28、29-27、29-28と一人がドローをつける2-0でぱんちゃんの勝利。

 不本意な試合内容にぱんちゃんは判定が読み上げられる最中から涙を流し首を振った。

「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)
◆メインイベント(第10試合) KNOCK OUT-BLACK フェザー級王座決定戦 3分3R・延長1R
●チュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)(延長判定1-2=10-9、9-10、9-10 ※延長判定1-0=29-28、29-29、29-29)栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)○

◆セミファイナル(第9試合) スーパーファイト/KNOCK OUT- REDライト級3分3R・延長1R
○重森陽太(クロスポイント吉祥寺)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-1=30-29、28-30、29-29)マルコス・リオス(アルゼンチン)●

◆第8試合 スーパーファイト/KNOCK OUT- BLACK-55.5kg契約3分3R・延長1R
○古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)(判定3-0=30-27、30-27、29-28)國本真義(MEIBUKAI)●

◆第7試合 KNOCK OUT- BLACK女子-48.0kg契約3分3R・延長1R
○ぱんちゃん璃奈(フリー)(判定2-0=28-28、29-27、29-28)美伶(WARRIOR OSAKA)●

◆第6試合 KNOCK OUT OFG-RED女子スーパーバンタム級3分3R・延長1R
●鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)(判定0-2=29-30、29-29、28-29)ルークナーム・コーコムキョウ(タイ)○

◆第5試合 KNOCK OUT-BLACK ウェルター級王座決定トーナメント準決勝3分3R・延長1R
○渡部太基(TEAM TEPPEN)(1R2分59秒、KO)西川康平(8ball fitness)●

◆第4試合 KNOCK OUT-BLACK ウェルター級王座決定トーナメント準決勝3分3R・延長1R
●漁鬼(SHINE沖縄)(判定0-3=28-30、28-30、28-29)中島 玲(フリー)○

◆第3試合 KNOCK OUT- BLACK女子-57.0kg契約3分3R・延長1R
○浅井春香(フリー)(3R2分45秒、KO)小倉えりか(My Way Spirits)●

◆第2試合 KNOCK OUT- REDスーパーウェルター級3分3R・延長1R
○MASATO BRAVELY(BRAVELY GYM)(判定3-0=29-28、29-28、30-29)高橋幸光(飯伏プロレス研究所)●

◆第1試合 KNOCK OUT- BLACKライト級3分3R・延長1R
○大谷翔司(スクランブル渋谷)(3R1分32秒、KO)宮本雅大(ハーデスワークアウトジム)●

◆プレリミナリーファイト第2試合 KNOCK OUT- BLACKスーパーフェザー級3分3R
●アックス斧田(KIBAマーシャルアーツクラブ)(不戦勝)辰次郎(Sports 24)○

◆プレリミナリーファイト第1試合 KNOCK OUT- REDフェザー級3分3R
○富田エレデネ(クロスポイント吉祥寺)(判定3-0=30-27、30-28、30-27)佐藤優樹(Katana Gym)●
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