後楽園ホールラストマッチの渡部太基が西川康平とのダウンの奪い合いを制す。決勝では中島玲と対戦【KNOCK OUT】

決勝は中島(左)と渡部の組み合わせに(撮影・蔦野裕)

 渡部は試合後のマイクで「めっちゃ焦った。すいません。西川君、強かった。ありがとう。男気のある選手とバチバチにやりあえてうれしかった。ありがとうございます」と西川に感謝の言葉。続けて「今回、ウェルター級王座決定トーナメントということで、12月30日、横浜武道館の決勝、ぜひ来てください。さっきの中島選手もすごいいい試合をしたっぽいですけど、俺もいいおっさんですけどガンガン行くんで」と決勝への決意を口にした。

 そして涙を浮かべながら「デビューしてずっと後楽園で試合をしてきて、今日が後楽園で試合をするのが最後なので、後楽園に一言。ありがとうございました。12月30日は横浜武道館ですが、最後は必ずベルトを巻いて引退するので応援よろしくお願いします」と締めくくった。

 決勝で戦う中島もリングに上がると「ボクシング界から来た中島玲です。僕はキック界で絶対にスター選手になります。その踏み台として絶対に渡部選手を倒すので。12月を楽しみにしています」とアピールした。

「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)
◆メインイベント(第10試合) KNOCK OUT-BLACK フェザー級王座決定戦 3分3R・延長1R
●チュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)(延長判定1-2=10-9、9-10、9-10 ※延長判定1-0=29-28、29-29、29-29)栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)○

◆セミファイナル(第9試合) スーパーファイト/KNOCK OUT- REDライト級3分3R・延長1R
○重森陽太(クロスポイント吉祥寺)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-1=30-29、28-30、29-29)マルコス・リオス(アルゼンチン)●

◆第8試合 スーパーファイト/KNOCK OUT- BLACK-55.5kg契約3分3R・延長1R
○古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)(判定3-0=30-27、30-27、29-28)國本真義(MEIBUKAI)●

◆第7試合 KNOCK OUT- BLACK女子-48.0kg契約3分3R・延長1R
○ぱんちゃん璃奈(フリー)(判定2-0=28-28、29-27、29-28)美伶(WARRIOR OSAKA)●

◆第6試合 KNOCK OUT OFG-RED女子スーパーバンタム級3分3R・延長1R
●鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)(判定0-2=29-30、29-29、28-29)ルークナーム・コーコムキョウ(タイ)○

◆第5試合 KNOCK OUT-BLACK ウェルター級王座決定トーナメント準決勝3分3R・延長1R
○渡部太基(TEAM TEPPEN)(1R2分59秒、KO)西川康平(8ball fitness)●

◆第4試合 KNOCK OUT-BLACK ウェルター級王座決定トーナメント準決勝3分3R・延長1R
●漁鬼(SHINE沖縄)(判定0-3=28-30、28-30、28-29)中島 玲(フリー)○

◆第3試合 KNOCK OUT- BLACK女子-57.0kg契約3分3R・延長1R
○浅井春香(フリー)(3R2分45秒、KO)小倉えりか(My Way Spirits)●

◆第2試合 KNOCK OUT- REDスーパーウェルター級3分3R・延長1R
○MASATO BRAVELY(BRAVELY GYM)(判定3-0=29-28、29-28、30-29)高橋幸光(飯伏プロレス研究所)●

◆第1試合 KNOCK OUT- BLACKライト級3分3R・延長1R
○大谷翔司(スクランブル渋谷)(3R1分32秒、KO)宮本雅大(ハーデスワークアウトジム)●

◆プレリミナリーファイト第2試合 KNOCK OUT- BLACKスーパーフェザー級3分3R
●アックス斧田(KIBAマーシャルアーツクラブ)(不戦勝)辰次郎(Sports 24)○

◆プレリミナリーファイト第1試合 KNOCK OUT- REDフェザー級3分3R
○富田エレデネ(クロスポイント吉祥寺)(判定3-0=30-27、30-28、30-27)佐藤優樹(Katana Gym)●
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