12月の決勝で対戦の中島玲「100%倒せる自信がある」、渡部太基「勝った者が正義。何があっても俺が勝つ」【KNOCK OUT】

左腕を吊って現れた中島

 この日は左腕を吊っての登場だったのだが「ダウンの時に左手を突いてしまった。多分、その時に脱臼してしまったんじゃないかと思う。その時はアドレナリンが出ていて気付かなくて普通に左手が動いていたが、試合後、急に手が動かなくなった。3~4週間は安静にと言われているが、骨には異常はないと思うので大丈夫。左手が使えないからと練習ができないわけではない。まあ、蹴りの練習にしろ何にしろやれることはいっぱいある。ケガが試合に影響することはない」とのこと。

 前日会見では漁鬼と格闘技をやる者としての在り方で軽く舌戦となったのだが「昨日は昨日で、記者会見の時に漁鬼選手が“格闘技にはいろいろな姿がある。仕事をしながらやる人もいれば、格闘技一本でやる人もいる”と言われた時に、僕はすごく納得した。彼のその姿があのダウンにつながって、僕のダウンしてからの意地というか“負けてたまるか”というのは格闘技一本でやっているからこそ出た姿であって、その記者会見で2人が言っていた格闘技の姿がそのまま出た試合なんじゃないかと思います」と語った。

 決勝で対戦する渡部の試合については「すごい激しい倒し合い。絶対に12月は面白い試合になるなと楽しみになった」と語ったうえで「100%倒せる自信がある」と勝利を約束した。