12月の決勝で対戦の中島玲「100%倒せる自信がある」、渡部太基「勝った者が正義。何があっても俺が勝つ」【KNOCK OUT】
渡部はベストバウトとベストKO賞を受賞
渡部は西川康平と対戦し、1RでKO勝ちを収めた。渡部が先に2つのダウンを奪ったものの、西川の反撃に遭い、ともにダウンを2つ奪い合うというスリリングな展開に。しかし渡部が3つ目のダウンを奪い、残り1秒でKO勝ちを収めた。
通常、ベストバウトは1試合が選ばれるのだが、今大会においてはこちらの試合もベストバウトに選出された。渡部は合わせてベストKO賞も受賞した。
渡部は「倒し倒されをやってしまったが、自分らしい試合ができたかなと思う」と語ったうえで、ダウンを2回取り返されたことについても「それでも行けると思いました。ダウンしたけど、全然気持ちも折れないし“絶対にこのラウンドで倒してやる”と思っていたので最後まで行けた」などと振り返った。
勝利後に思ったことについては「まずはリング上で生き残ったなとういうことを思った。トーナメントなので準決勝でこけたら話にならない。まず決勝に行くことは最低限、自分の中で決めていたこと」と語った。