障がいを持つ子どもたちEXPG高等学院の生徒が笑顔でダンス! 松本利夫とEXILE TETSUYA「ダンスってすごい力を持ってる」「すごく幸せ」

 

 

 このイベントでは、毎回、LDH JAPANに所属するアーティストの楽曲でダンスをし、振付を作る。この日はGENERATIONSの「ワンダーラスト」で、インストラクターの指導で何度か一緒に踊ってみたあと、グループで意見を出し合いながら、自分たちの振付を作って発表した。振付が披露されるたびに参加者や保護者から温かい拍手が送られた。

 保護者たちが、子どもたちがグループ内の仲間やEXPGの生徒たちと協力してアイデアを形にしていく様子に目をやりながら、保護者同士でおしゃべりをして盛り上がっている様子もあちこちで見られた。

 終わりの挨拶で、TETSUYAは「6回目で過去最多参加人数! みんな楽しそうで良かったです。僕たちの音楽とかダンスが何かの役に立つところを見ていると、すごく幸せだなと感じます。この先、EXPG高等学院もそうなんですけど、僕らもこの活動を応援し続けていきたいなと思っています」

 松本も「ダンスってすごい力を持ってるなっていうのを改めて感じることができました。ダンスをして音楽を聴いてこの時間を過ごせたことで、何か挑戦できるような、そういうきっかけになってくれたらうれしいなと思っています」と、話した。

 終了後、参加した子どもたちに話を聞くと、「お姉さんたちとお話ができて楽しかった」「オリジナルダンスで踊ったのが楽しかった」とおしゃべりが止まらなかった。

 保護者も「2回目の参加です。お姉さんがついて教えてくれるのが好きみたいで、楽しい楽しいっていうんで、久しぶりに参加しました。また機会があれば参加したい」と、笑顔だった。

 同ダンスイベントは、パラリンピアンの木村潤平が率いる障がいや生活環境などの困難な状況にある人誰もに身体を動かすことの楽しさを伝えたいという思いで設立された、一般社団法人 Challenge Active Foundationと、ダンスを学びながら高校卒業資格を得られるEXPG高等学院がタッグを組んで展開している。EXPG高等学院の生徒たちは希望者がボランティアで参加しているという。

参加者と保護者、EXPG高等学院の生徒たちに手を振ってスタジオを後にする松本とTETSUYA
 
 イベント終了後、松本に感想を聞くと、「参加してくれた皆さんの楽しそうでキラキラした姿に元気をもらえました」。また、参加したEXPGの生徒たちの姿に心を動かされたようで「皆さんが一緒に踊り、教えてあげている姿が本当に素敵でした。生徒の皆さんも参加者とどう向き合い接していくか、自分自身考え行動していく事でまた一つ成長できるのかなと感じました」と、清々しい表情だった。