元ラウェイ王者の渡慶次幸平が旗揚げ戦のメインで失神KO勝ち。打撃ありの競技からの引退を表明【ROMAN】

渡慶次が右ストレートを打ち抜く

 試合後のマイクで渡慶次は「怖いものはうちの嫁だけなんですけど。今日も全然怖くはなくて。マンガじゃないけど、この一戦が決まって、より死を意識する毎日を送っていて。素手で殴られたらどうなるんだろうなという。その中で怖さだけが出てこなくて。なんか刃牙じゃないけど“道を極めたな”ってすごい感じました」と語った。

 渡慶次はセコンドに就いていたパラエストラ吉祥寺で柔術を教える高谷聡氏を招き入れると「僕、今、茶帯なんですけど。今日は見ての通り打撃しかしていないんですが、あれだけ組み技の強い選手にいかにして勝つかというところがやっぱり柔術であり、バーリトゥードであり、格闘技だと思うので、保留でもいいので、どうでしょうか?」と黒帯認定を打診。

 高谷氏は「バーリトゥードの強さは柔術の強さだと僕は思っているので、黒帯を内定ということにしたい」と応じた。