道着着用MMAならではの攻防、禁止技解禁でスリリングな攻防の柔術、バーリトゥードでは素手のパンチで立ったまま失神【ROMAN】
第4試合のROMAN柔術ルール、柳井夢翔(左)がアンクルホールドを狙うところ、森戸新士は下からヒールフックを狙う
そして「あの日絶たれてしまった世界線をもう一度、みんなで探しに行く旅をしたいなと思って、同志たちに声をかけて。まだ数は少ないですが、そういう素晴らしい理念を持った人間が今日ここに集ってくれたと思っている。最高の選手たち、最高のスタッフが揃ってくれた。もちろん、この旅はすごく長い旅になると思うので、すぐに認められたり、すぐにものすごい価値を生み出すことはないかもしれないが、僕の中では後輩や子どもたちに“この価値を作ったのは僕たちなんだよ。最初の大会に出たのは僕たちなんだよ”と語れるような、そういう日本と世界に誇れるようなイベントにしていきたいと思っている。僕が最初に総合格闘技の修斗のジムに入った時、後楽園ホールには良くも悪くも格闘技が好きな人、やっている人しかいなかった。今日はそういう高い純度の人たちがここに集まっていると感じる。これからもちろん、この団体を価値あるもの、大きいものにしていくが、その中でいろいろな人のいろいろな考え方も入ってくる。ただ今日はっきり言えるのは、今日が一番純度が高い大会だと思うので、格闘技が好きという気持ちと新しい分野を切り開いてやるんだというフロンティアスピリットのある人間たちで第1回大会を開催できたことを幸せに思う」などと続けた。