種田山頭火賞受賞の伊集院光「次のバイトの面接で“山頭火賞をもらった”と書ける」

伊集院が受賞のスピーチ

 伊集院は「ちゃんと研究して山頭火の人となりなどを理解しているわけではないんですが、何となく好きで。それこそ一人旅が好きで、その時に持ち歩いて旅先で読むことが多い。先週も大分でイベントの仕事があって、僕は基本的に現地入り現地バレ。ふらっと入って、ふらっと出る。そこでうろうろしては、山頭火気取りというんですかね。いろいろなものを見ながら感じたことをメモったりして楽しんでいます。僕の場合は性格的な問題もあって普通に孤独なんですが、山頭火は孤高。孤高と孤独はかなり違うんですが“自分ももしかしたら孤高なんじゃないか”と勘違いすることで自信が持てますので、今回いただいた賞を胸に秘めて“俺は孤独じゃない。孤高なんだ”と思って勘違いして生きていきたい」などと受賞のスピーチ。