種田山頭火賞受賞の伊集院光「次のバイトの面接で“山頭火賞をもらった”と書ける」
選考委員を務めた山田五郎氏
山田氏は選考理由として「私の中でのポイントは“飄々”という言葉。種田山頭火は世俗を離れて生きた人。ある意味、飄々としていて当たり前のところもある。伊集院さんの場合は芸能界という世俗中の世俗の中にあって、飄々としている。芸能界のようなしがらみにとらわれることなく、20年以上ずっと変わらない。同じスタンスで飄々と生きている」などと伊集院の生き方を挙げた
中江氏は山頭火の「わかれてきた道がまっすぐ」という句を挙げ「これは山頭火が放浪を繰り返し、ある時、振り返った自分の人生がでこぼこの道かと思いきや、意外に真っ直ぐであったという意味合いがあると聞いているんですが、私は伊集院さんを思い浮かべるとこの句がぴったりだと思う」などと山頭火との共通点を挙げた。