THE RAMPAGE 浦川翔平、地元の長崎がBUZZってます!〈BUZZらないとイヤー! 第85回〉
修学旅行と見える学生の姿も。橋の上からポーズの指示が飛んで……
ーー久しぶりの長崎、しっかり満喫したんですね。
翔平さん:連絡出来てなかった人に会いに行ったり、アニキとの出会いもあったし。アニキっていうのはバーをやってる外国の方で、もともと東京にいたらしいんです。その店であったお客さんが母ちゃんのことを知っていたり、いまLDHでライブ演出を担当してくださってる方たちの知り合いだったりして、いろいろドラマがありました。一連のリリパが終わってから昂秀とスタッフさんが言うんですよ、「また長崎行きてえな」って。それがちょっとうれしくて。結構かましたわ長崎プレゼン!勝ち取ってんじゃんって思ってます。
ーー歩いてみて長崎の街の印象はどうでしたか? 何か変化はありましたか?
翔平さん:長崎は死んでないなと思いましたし、なんなら活性化してないか?ぐらいな感じでした。自分がアーケード街で踊っていたころは結構シャッターが閉まってる店が多かったんです。だけど歩いてみたらそういう場所はなくなってました。踊っていた場所も狭くなってたというか別物になってたし。もともと大丸だったのがHAMACROSS411に変わってたりで、いい意味で、長崎だけでも成立できてきてる部分を感じたり。その一方で、ドン・キホーテが出来てたりもして廃れた街から都市化してきてるなって。
翔平さんが踊っていたというアーケード街
ーーそれは翔平さんがドン・キホーテが好きだからということでは?(笑)
翔平さん:ドンキができると、なんか認められた感、ありません?(笑)
それと人というかカルチャーの部分でも似た感じがあって。Kohjiyaって『ラップスタア』で優勝した子がいるんですけど、ずっと気になってたんですね。「Cloud 9」って曲を聴いたときに調べたら長崎出身だってわかったんですけど、名前からこの子は絶対麹屋町の子だって思ってたんです。ちなみに俺は鍛冶屋町です。それで、幼なじみが集まった会で「長崎盛り上がってるよね、ラッパーの子も出てきたりしてるし」って振ったら、「Kohjiyaのこと?……それ、私の弟だよ」って! よく見ると姉と同じ顔。たぶん昔から会ってはいたんだろうな……。
ーー世界って、時々広くないですよね(笑)。
翔平さん:長崎が特になのか分かんないですけども、集まっているというか、集まってくるのかな。親父の周りもDJやラッパーがいたりしてヒップホップカルチャーにすごく近かったし、グラフィティアートやる人だったり、タトゥーアーティストもいたんですよ。ヒップホップだけじゃなくロック、ジャズ音楽にあふれた環境でした。それも長崎っぽいと思うんですよね。出島があって、いろんな国の文化が入ってきて、中華街とかオランダ坂とかグラバー邸であったり、いろいろなカルチャーがクロスオーバーしてる感じがある。
ーーそのKohjiyaさんだったりが出演するHIPHOPのイベントが長崎スタジアムシティの「HAPPINESS ARENA」であるらしいですよ、11月かな。翔平さんのレンガが埋め込まれているのはその前です。
翔平さん:……呼ばれてない!(笑)
ーースケジュールが埋まってたんじゃないですか(笑)? 継続してやっていきたいイベントだと聞きますし、足を踏み入れていきましょう!
翔平さん:……そうですね、レンガも埋め込んだし!(笑)