PSYCHIC FEVER、バンコクでアジアツアーを完遂! 25年のUSツアーに照準

 

 EXILE TRIBEのPSYCHIC FEVERが、グループ初となるアジアツアー『PSYCHIC FEVER ASIA TOUR 2024 “HEAT”』のファイナルとなる、タイ・バンコク公演を10月12日に行った。ライブ中にはグループ初となるアメリカツアー『PSYCHIC FEVER FIRST US TOUR 2025』開催も発表され、熱狂はまだ続きそうだ。本記事はそのオフィシャルリポート。

 7人がステージに登場して横一列に並ぶとたちまち黄色い歓声が沸き起こった。小波津志、WEESA、渡邉廉のアカペラが会場に響きわたる。〈Heat, heat, heat up/No matter where〉──今回のアジアツアーのキックオフソング「THE HEAT」だ。ドラマチックな幕開けに、楽曲タイトルの通り会場が一気にヒートアップしていく。

 

 

 そこから7人全員でクラップを煽ると、4月にリリースされた2nd EP『PSYCHIC FILE II』の流れと同じ「Love Fire」、〈BEE-PO、BEE-PO〉と繰り返すリズミカルなフレーズがキャッチーな「BEE-PO」へ。「Up and Down」では〈Up and Down〉の歌詞にあわせて客席のペンライトが上下に揺れ、コール&レスポンスで会場の一体感をさらに高めた後に、アッパーチューン「HABANERO」へと繋げていった。

 ここで一度クールダウンするように、ファンとコミュニケーションを取りながら歌を届けていくステージが続く。まずは小波津、WEESA、渡邉による「Rocket(Take You Higher)」。ダンスタイムを挟んで「Hotline」へと続き、「Pinky Swear」では、7人はステージの左右に分かれて端や奥の方にいるファンにも目を合わせていく。客席ではペンライトが鮮やかに左右に揺れていた。

 ステージに残ったWEESAと小波津は、ファイナル公演に集まったファンたちへ向けて感謝の言葉を送り、2人で「アシンメトリー」を披露。2人の切なくも伸びやかな歌声が会場を包み込む。さらに小波津は、先日『バンコク日本博2024』のテーマ曲を一緒に歌唱したことも記憶に新しい、タイの人気アーティスト・NuNewの楽曲「หมอนอิง (Anything )」をしっとりと歌い上げた。

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