城戸康裕が初の巌流島ルールに「負けても傷つかない。勝てば美味しい。ノーリスクハイリターン」【JMAEXPO】

会見でも絶好調

 とはいえ「体重差は40kg近くあるけど、相手は身長が12~13センチ小さい。そこに勝機があるかなと思う。それこそ、今回の大会でプレリミに出る朝太と練習することがあるんですが、朝太は俺に触れられない。あと、向こうのスタミナ切れ待ち。相撲は10~15秒の世界。こっちは3分3R動き回る。相撲が540秒戦うことはない。そこにアドバンテージはある」ともちろん勝算はあり。「ガオグライとマイティ・モーの再来。あの試合のような試合を見せたい」と2004年のK-1で体重差が53kgあったマイティ・モーをガオグライ・ゲーンノラシンが右ハイキックでKOした試合を挙げるように、フィニッシュは右ハイキック狙うつもりなのか!? 

 そして「寝技で倒されてパウンドやられようが、押し出されようが、俺の今までの戦績とかプロモーションは全く傷つかない。逆に勝てばすごい。美味しい。ノーリスクハイリターン。ただパンチでぶん殴られて倒れたら、これはやばい。“お前、何やってんだ”と言われる可能性はある。でも、倒れても“さすがヘビー級。やっぱヘビー級のパンチはレベルは違うわ。やっぱ俺、70kg級だ”と言えばいいだけの話(笑)。そこまで考えている。全部逃げ道がある戦いだなと思っている」と最後まで城戸節全開だった。

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