ブアカーオと3Rバチバチに殴り合った皇治が「俺を倒すのはメイウェザーしかいないのと違うかな」【JMAEXPO】

皇治の右が伸びる(撮影・蔦野裕)

 皇治は試合後のマイクで「いつも試合が終わった後に相手を称えるのってみんな飽きているかもしれないんですが、僕は自分から煽る選手はすごく尊敬しています。テレビで見ていたブアカーオ選手とこうして殴り合えて幸せでした。皆様のお陰です。ありがとうございます。今回の素晴らしい興行、谷川さんがいろいろな格闘技のトップの団体を集めてこういう大会を開いてくださいました。テーマはチャリティーで、日本の武道を世界に広めていくというイベントだと思うんですが、僕は武道で一番大切なことは気持ちだと思います。僕のようにカッコ悪くて、笑われても。特に男の皆さんに言いたいんですが、男の皆さんは自分を誇ってください。ボコボコにされて悔しい思いをしてもいろいろなものを背負って倒れずに頑張っていると思います。何度倒れても挑んでいく姿、それが男だと思っています。ステロイドとか大麻とかしようもないことせんと男はぶっ倒される覚悟を持って、どんどん挑戦していってほしいです。僕たち男は女にずっとほれられるような男でいられるようにカッコよく生き続けましょう。笑われても俺たちなら大丈夫です」とブアカーオへの感謝の気持ちとファンへのメッセージを口にした。

 そして「最後に一つ、谷川さん、格闘技界の皆さん、俺はステロイドも練習も何にもしてないですよ。さっさと倒されたい。倒してくれないかな。世界のブアカーオでも無理ですよ。やっぱりメイウェザーしかいないのと違うかな。俺のしつこいストーカー劇場を楽しみにしていてください。俺は何を言われても負けません。格闘技界を盛り上げましょう」と改めてメイウェザー戦の実現をアピールした。