城戸康裕が元関取の照強に押し出されて敗戦。照強の「フリだと思った」に「そんなわけないでしょ!」【JMAEXPO】

最後は四股を披露(撮影・蔦野裕)

 城戸は「俺はなんにも失ってない。キャリアに1ミリも傷がついてない。攻撃もなにももらってない。何をもらったかといえば押し出し。息も上がってない。お金もらってるからなんでもいい。“いいバイトだわ”という感じ。この大会、すげえファイトマネーがいいし。じゃなかったら6日前に受けるわけがない。4週間後に試合だし。それで無傷で終わった。なんにも言うことはない」と語った。

 そして「一つ言うなら、押し出した場外に粉とか泥とか取り餅とか用意しておいてほしかった。そうすれば面白かった。ドライアイスとかじゃなくて」と提案した勢いで「場外なしか、転落3回じゃなくて10回で再戦したい。粉、泥、取り餅をしっかり用意してもらって」と照強との再戦をアピール。

「なんにせよ、会場がめっちゃ受けていた。周りにも“あれがエンタメだ”と言われた。これでお金もらって帰る。こんな楽しいことはない」などと最後まで自らの仕事を全うした充実感に上機嫌の城戸だった。

「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」(10月19日、神奈川・横浜BUNTAI)
◆メインイベント(第10試合)ボクシング特別ルール/3分×3R(判定決着なし)/70kg契約
△ブアカーオ・バンチャメーク(タイ/Banchamek Gym)(ドロー)皇治(TEAM ONE)△

◆第9試合 ISKAインターコンチネンタル スーパーフェザー級王座決定戦 ISKA Orientalルール 3分×5R/59kg契約
○軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定3-0=49-46、49-46,49-45)クリスチャン・ボグダン(ルーマニア)●

◆第8試合 MMAルール/5分×3R/83kg契約
●阿部大治(フリー)(2R4分7秒、TKO)ユン・テヨン(韓国)○

◆第7試合 キックボクシングルール/3分×3R/70kg契約
●町田光(飯伏プロレス研究所)(判定0-3=28-30、28-30、28-30)杉村昴汰(サイガジム)○

◆第6試合 巌流島ルール/3分×3R/88kg契約
●マーカス・レロ・アウレリオ(ブラジル)(1R2分28秒、TKO)マハムード・サッタリ(イラン/TEAM OTA)○

◆第5試合 巌流島ルール/3分×3R/無差別級
○照強(大相撲/日本)(1R1分29秒、3回転落)城戸康裕(谷山ジム)●

◆第4試合 巌流島ルール/3分×3R/無差別級
○関根“シュレック”秀樹(BONSAI柔術)(判定2-1=29-28、28-29、28-28)ルアン・ヴィッセル(南アフリカ)●
※3人目はマスト判定で関根

◆第3試合 QUINTETルール/5vs5勝ち抜き戦/グラップリング8分一本勝負
●「TEAM SAKU」(1人残り)「TEAM RIZIN」○
●先鋒・ジュマナザロフ・ラトベック(1分8秒、三角絞め)先鋒・横山武司○
△次鋒・平田直樹(8分引き分け)先鋒・横山武司△
△中堅・出花崇太郎(両者失格)次鋒・北岡悟△
△副将・桜庭大世(8分引き分け)中堅・倉本一真△
△大将・内柴正人(8分引き分け)副将・新居すぐる△
※大将・矢地祐介の一人残し

◆第2試合 QUINTETルール/8分1本勝負/64kg契約
○カロリーナ・デ・アモリン・クワハラ (Infight Japan)(1分42秒、トゥーホールド)中尾あづき(AACC)●

◆第1試合 QUINTETルール/8分1本勝負/49kg契約
●城戸ユカリ(Impacto BJJ)(1分48秒、ギロチンチョーク)NOEL(AACC)○

◆Preliminary Fight第3試合 MMAルール/3分×3R/無差別級
●山田史博(CARAS)(判定1-2=29-27、27-29、28-28)朝太(NARIAGARI)○

◆Preliminary Fight第2試合 MMAルール/3分×3R/67kg契約
○Apollo中山(GOD SIDE GYM)(1R TKO)阿部丞(Agroup)●

◆Preliminary Fight第1試合 MMAルール/3分×3R/無差別級
●レオ(具志堅流)(判定0-3=28-29、28-29、28-29)勇音(A group)○
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