軍司泰斗が「世界を見据えた」5Rマッチで判定勝ちしISKA王座を獲得。12月大会での寺田匠とのリマッチをアピール【JMAEXPO】

軍司は首相撲の対戦に持ち込まれながらもヒザを返す(撮影・蔦野裕)

 試合後のマイクで軍司は「正直、9月のK-1で王座を防衛できなくてベルト失ったんですが、オファーをいただき、谷川さん、カルロスさん、宮田さん、感謝しています。ありがとうございます。この大会ではみんなが期待しているカードとかも組めると思うので、龍聖、いつか僕が階級を上げるのでやりましょう。今回はケガもあって調子が上がらなかったんですが、12月のK-1は出るので、ここにいる皆さん、ぜひ応援に来てください」と近い将来の龍聖との対戦をアピールした。

 試合後の会見ではボグダンのカーフについて「まさか蹴ってくるとは思っていなかった。前回の寺田戦から覚悟していた。カーフには対応できている。カーフごときでは倒れない。自分のボディーが効いているのは分かった」などと試合を振り返った。

 今回は寺田戦で拳を痛めた中での参戦だったのだが「反発というか、(寺田戦の)カーフのダメージはなかったということを示したかったので出たという感じ」とその経緯を明かす。そして寺田に奪われたベルトに関しては「取り戻す。12月にやれれば。年内のうちに取り戻したい。正直、いまだに負けてないと思っている。次やって倒せばいいだけだと思っている」と早期のリマッチをアピールした。