軍司泰斗が「世界を見据えた」5Rマッチで判定勝ちしISKA王座を獲得。12月大会での寺田匠とのリマッチをアピール【JMAEXPO】

軍司の強烈なパンチがボグダンを襲う(撮影・蔦野裕)

 試合後のマイクでの龍聖へのメッセージについては「今回は龍聖には“ケツをふいてやったぞ”という感じでやっていた。僕もまだ上げないので明確にいつというのはないが、こういう大会があれば戦う機会もあると思う。望んでいるならやりたい」とその思いを明かした。

 そして「セコンドからは3Rで行けと言われた。でも僕は5Rをやりたかったので。やって良かった。5Rは初めて。K-1以外ではRISEもONEもタイトル戦は5R。世界標準でいえば5Rが多い。世界を見据えると5Rもいい経験になった」と倒せはしなかったものの5R戦ったことは収穫ととらえた。

 その「見据える世界」については「明確にはないが、今、強いところで言えばONE。別にONEに移籍するとかではないが、一緒にできればいいなと思っている。団体が協力して、ONEでやるのかK-1でやるのか分からないがそういう機会ができてくると思うので。そうなると5Rの試合もあると思うのでいい経験になったということ」とK-1王座を奪還したうえで、K-1王者としてONEといった世界の団体の王者との対戦をアピールした。

「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」(10月19日、神奈川・横浜BUNTAI)
◆メインイベント(第10試合)ボクシング特別ルール/3分×3R(判定決着なし)/70kg契約
△ブアカーオ・バンチャメーク(タイ/Banchamek Gym)(ドロー)皇治(TEAM ONE)△

◆第9試合 ISKAインターコンチネンタル スーパーフェザー級王座決定戦 ISKA Orientalルール 3分×5R/59kg契約
○軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定3-0=49-46、49-46,49-45)クリスチャン・ボグダン(ルーマニア)●

◆第8試合 MMAルール/5分×3R/83kg契約
●阿部大治(フリー)(2R4分7秒、TKO)ユン・テヨン(韓国)○

◆第7試合 キックボクシングルール/3分×3R/70kg契約
●町田光(飯伏プロレス研究所)(判定0-3=28-30、28-30、28-30)杉村昴汰(サイガジム)○

◆第6試合 巌流島ルール/3分×3R/88kg契約
●マーカス・レロ・アウレリオ(ブラジル)(1R2分28秒、TKO)マハムード・サッタリ(イラン/TEAM OTA)○

◆第5試合 巌流島ルール/3分×3R/無差別級
○照強(大相撲/日本)(1R1分29秒、3回転落)城戸康裕(谷山ジム)●

◆第4試合 巌流島ルール/3分×3R/無差別級
○関根“シュレック”秀樹(BONSAI柔術)(判定2-1=29-28、28-29、28-28)ルアン・ヴィッセル(南アフリカ)●
※3人目はマスト判定で関根

◆第3試合 QUINTETルール/5vs5勝ち抜き戦/グラップリング8分一本勝負
●「TEAM SAKU」(1人残り)「TEAM RIZIN」○
●先鋒・ジュマナザロフ・ラトベック(1分8秒、三角絞め)先鋒・横山武司○
△次鋒・平田直樹(8分引き分け)先鋒・横山武司△
△中堅・出花崇太郎(両者失格)次鋒・北岡悟△
△副将・桜庭大世(8分引き分け)中堅・倉本一真△
△大将・内柴正人(8分引き分け)副将・新居すぐる△
※大将・矢地祐介の一人残し

◆第2試合 QUINTETルール/8分1本勝負/64kg契約
○カロリーナ・デ・アモリン・クワハラ (Infight Japan)(1分42秒、トゥーホールド)中尾あづき(AACC)●

◆第1試合 QUINTETルール/8分1本勝負/49kg契約
●城戸ユカリ(Impacto BJJ)(1分48秒、ギロチンチョーク)NOEL(AACC)○

◆Preliminary Fight第3試合 MMAルール/3分×3R/無差別級
●山田史博(CARAS)(判定1-2=29-27、27-29、28-28)朝太(NARIAGARI)○

◆Preliminary Fight第2試合 MMAルール/3分×3R/67kg契約
○Apollo中山(GOD SIDE GYM)(1R TKO)阿部丞(Agroup)●

◆Preliminary Fight第1試合 MMAルール/3分×3R/無差別級
●レオ(具志堅流)(判定0-3=28-29、28-29、28-29)勇音(A group)○
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