話題のガールズグループ、f5veがライブでガチャガチャ? 渋谷上空で“エイリアンな”ライブ!
SNSなどで話題を集めて5人組ガールズグループ、f5ve(ファイビー)が、10月20日「SHIBUYA109 L♡VE MUSIC FES ~Dress up for art and music~ @MAGNET by SHIBUYA109屋上イベントスペース『MAG’s PARK』に登場、異次元なパフォーマンスでオーディエンスを夢中にさせた。
「どうも〜!こんばんは!渋谷、楽しんでますか?」「それではまずはこの曲で盛り上がりましょう!」N²の紹介で登場したf5veは、KAEDEの元気な声で集まった観客に笑顔で挨拶。ステージの幕開けは、 “チカチカ” と繰り返すサビと平成ギャルらしいパラパラのダンスがアイコニックな「Underground」だ。観客はペンライトを振ったり一緒にパラパラダンスを踊ったりと、好き好きに体を揺らしながら熱狂した。そんな光景に、f5veのメンバーたちも「皆さん(ダンス)ばっちりですね!」「もしかして私たちの“ヲタ芸”動画見ましたか?」と嬉しそうな表情だ。さらにf5veは「SHIBUYA109、45周年おめでとうございます!」と祝辞を述べ、今もSHIBUYA109によく足を運ぶと話した。
この日の彼女たちは、最新曲「UFO」のミュージックビデオ同様、真っ白なつけまつ毛と大きな黒いコンタクトで、エイリアンを模した姿で、メンバーたちは「このメイクは今回限りかな?(笑)」と顔を見合わせつつも、「f5veなりのおしゃれをしてきました!」と、f5veの活動だからこそできる経験に胸を弾ませた。楽曲に合わせて姿をガラッと変身させる、固定概念に囚われないビジュアルも彼女たちの魅力の一つだが、そういったビジュアルやコンセプトを楽しみながらステージに立っているようだ。
「次の曲、なんだと思いますか?」「本当に聞きたいですか?」そんなコミュニケーションも入れながら場を沸かせ、続く「Lettuce」「Firetruck」では、メンバーが振り向くごとにオーディエンスから海外からやってきたと見られる観客からも歓声が飛ぶ。マイクを持った腕を客席に伸ばし、オーディエンスを煽りながら音に乗るKAEDEや、ラストサビ前に発した「SHIBUYA, are you ready?」と勢いづけるRUIの声は、秋風が頬を掠める渋谷の屋上の温度をどんどん上昇させる。
最後は、f5veのプロデューサーであるBloodPopとA.G.Cookの共作だという最新曲「UFO」。f5veのリスナーには英語圏のファンも非常に多いが、横文字の歌詞をあえてカタカナ英語風に、より日本語っぽく歌ったというエピソードや、〈あなたは勝っていない〉という少しカタコトのように感じる日本語歌詞の歪みも、どこか不思議な雰囲気を纏ったエイリアンを感じさせる。今のf5veの名刺代わりとなる4曲全てを歌い終えたf5veは、手を振りながら颯爽とステージを後にした。
f5veは、前日の19日深夜にも、本イベントの開催を記念して行われたアフターパーティーに出演し盛り上げた。
f5veは、E-girls/Happinessのメンバーとして活動していたKAEDE、SAYAKA、RURI、MIYUUの4人と、iScreamのRUIの5人で新しく結成された東京発の異次元ドリームグループ。2022年に「SG5」として北米最大のアニメコンベンションAnime Expoに出演。今年5月にf5veとしてデビューシングル「Lettuce」を配信リリースし再始動した。