12月24日に井上尚弥と武居由樹がダブル世界戦。井上はサム・グッドマンと3度目の防衛戦。武居の相手は後日発表

グッドマンについてコメントする井上

 リモートで会見に参加したグッドマンは「東京ドームの後からずっと意識していた。その時からずっと、いつかこの試合が決まるだろうということで準備してきた。決まった時は準備万端という気持ち。(井上は)とてもいいボクサーであり、パウンドフォーパウンドであるということは存じ上げている。試合に向けてどのような試練があるかは自分の中で承知しているつもりだが、わざわざ東京まで行ってリングの中で倒れてしまうことは全く考えていない。2025年に向けてのスケジュールもある。私自身もいい1年の締めくくりにしたい」と語った。

 また井上はグッドマンについては一部メディアで「物足りない」という声があがっていることについては「グッドマンが相手として不足どうこう言われても、WBOとIBFのランキング1位の選手なので、このベルトを守っていく中では避けられない相手の一人なのではないかと思う。モチベーションに関してはグッドマンも侮れない相手ではあるし、何より前戦の自分を超えるということをモチベーションにやっているので、モチベーションは問題ないかなと思う」との見解を示した。