シナ・カリミアンとニコラス・ペタスが宮田氏に詰め寄り無差別級トーナメント参戦を要求。宮田氏はトーナメント出場は完全否定【K-1】

ロープを挟んで舌戦 (撮影・三田春樹)

 24日にはトーナメントの出場選手が発表されたのだが、もちろんのことながらカリミアンの名前はなし。ただ東欧予選トーナメント優勝のミロス・ツヴェチカニンが他団体との契約に伴い欠場となったため、残り1枠については後日発表となった。

 ペタス氏は勝手にリングに上がると「昨日発表しているじゃないか! イタリアのジャガイモを出すなんて。反則王って言われてるんだよあいつは。なんでうちのシナを出さないの? K-1はそんな反則して、倒れたところに顔を蹴って、その後に後頭部を殴って、この人は脳しんとう起こしてんだぞ。もう1回チャンスをくれないと」とまくしたてイストラテのトーナメント出場に抗議。

 これに宮田氏は「シナ選手はメンバーに入ってない。許すも許さないもない。カルロスプロデューサーと相談して、返事をする」と答えるとペタス氏は「イタリアのジャガイモを出すなんてありえない」と食い下がるが宮田氏は「イタリアは決定だから」とぴしゃり。

 ペタス氏は「皆さんどうですか? シナに出てほしいじゃないですか。無差別の大会にはシナ選手が出るべきだと思うんですよ」とカリミアンのトーナメント出場を要求。

 これに宮田氏は「月曜日に緊急ミーティングをして返事をする」と通告。なおも観客を煽るペタス氏に「悪い返事になるかもしれないですけどね」と言い残し、この場を収めた。