EXILE、三代目JSBらEXILE TRIBE12組が熱いスタジアムライブ「仲間、最高ですね!」

 さらにここからはノンストップで、早速今回の目玉であるヒットソングメドレーへと突入。真っ先に聴こえてきたのは、三代目 J SOUL BROTHERS(以下、三代目JSB)の「R.Y.U.S.E.I.」のイントロだ。三代目JSBがワンコーラス歌い上げた後、ステージにはTHE RAMPAGEメンバーが再登場し、3ボーカルが歌いつなぐ。間奏には2グループ全員横並びでのランニングマンのパフォーマンスもあり、他では決して見られない特別編成に会場は大興奮だった。

 立て続けに、GENERATIONSの「AGEHA」が始まり、FANTASTICSメンバーとLIL LEAGUEのパフォーマーたちがコラボし、全員でステージを駆け回りながらのパフォーマンスで盛り上げる。

 続いて今年のヒット曲の筆頭と言えるPSYCHIC FEVERの「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」では、EXILE SHOKICHI、三代目JSBからELLYと今市隆二、BALLISTIK BOYZから奥田力也がマイクを持ち、そのほか岩田剛典(三代目JSB)と佐野玲於(GENERATIONS)、長谷川慎(THE RAMPAGE)らもパフォーマンスに参加。

 ØMI(三代目JSB)とEXILE NESMITHの力強い歌唱が加わったTHE RAMPAGEの「100degrees」では、間奏でTHE JET BOY BANGERZ(以下、TJBB)のパフォーマーがダンスショーケースを披露。

 FANTASTICSの「Flying Fish」はBALLISTIK BOYZとKID PHENOMENONメンバーによって爽やかに歌われた。所属グループも先輩後輩も問わず入り乱れる、予測不能のステージが続く。響き続ける歓声の中でEXILEメンバーがステージに舞い戻り、Jr.EXILEメンバーたちとともに「VICTORY」を歌唱。さながら14年前にスタジアムで行われた『EXILE LIVE TOUR 2010 “FANTASY” 』のように、力強い大合唱が会場をこだました。

 外が少しずつ暮れてゆく時間帯になり、照明がほの暗く照らすステージにはBALLISTIK BOYZが再登場。披露されたのは彼らの代表的なR&Bナンバー「Animal」。本家ボーカルの後にはSHOKICHI、川村壱馬(THE RAMPAGE)、八木勇征(FANTASTICS)らと数多くのパフォーマーがステージに上がり、完璧な肉体美も披露してくれた。

 続いて暗転ののち現れた数原龍友(GENERATIONS)とTAKAHIROの二人が歌い始めたのは「Love You More」。二人に続いて片寄涼太と吉野北人(THE RAMPAGE)も加わり、GENERATIONSの代表的バラードを優しく歌い上げた。

 

 暗転の後、MIYAVIの奏でるスパニッシュなギター演奏とEXILEパフォーマーのEXILE AKIRA、橘ケンチ(EXILE / EXILE THE SECOND)、EXILE TETSUYAの情熱的なダンスから、EXILEの大ヒット曲「Ti Amo」へ。ギターを携えたNESMITHとピアノを奏でる今市とともにRIKU(THE RAMPAGE)、中島颯太(FANTASTICS)、小波津志(PSYCHIC FEVER)らボーカリストの面々が、しっとりと熱のこもった歌唱を聴かせた。

 続いて三代目JSBのデビュー曲「Best Friend’s Girl」では、かつて『VOCAL BATTLE AUDITION 2』の課題曲として今市、ØMI(三代目JSB)とともにこの楽曲を歌っていたGENERATIONSの数原と片寄とのコラボも。どれもこれも、確実にこの『LIVE EXPO』でしか観られない貴重なステージばかりだ。めまぐるしい光景の数々を前にしたスタジアムの客席も、必死で食らいつくように歓声で応え続けていた。