池袋でストリートカルチャーの祭典「TOSHIMA STREET FES.2024」が開幕。APOP楽曲を使った即興の2on2ダンスバトルも開催

トークショーを行った筑波大学の大山教授、本多灯、SHUVAN、豊島区の平沼瑞枝(左から)

 SHUVANが「下半身の筋肉はすごく大事。ブレイクダンサーは上の動きから下の動きまで流れ良く踊ることが重視されるので、必ず中腰の状態で踊る練習をしている。僕はアクロバットスタイルなので筋トレは常にやっている。電車に乗る時もつま先時でふくらはぎを鍛えている。リズム感は天性のものもあるので、ダンサーの中で苦手な子は取らないで踊る子もいる。僕らは救急車の音でもリズムを取る。生活の中で常にリズムを取るというプロのダンサーは多い。BGMに合わせながら歩くとか、常にリズムを取りながら生活するということは意識している」と答えると本多が深くうなずくシーンも。

 平沼係長は豊島区のアーバンスポーツ、マルチスポーツについての取り組みを説明し、これまでのイベントに参加した子どもたちや保護者からの声を紹介。そして「普段、水泳とかバレーをやっている子がアーバンスポーツの中からダンスのようなものをもう一つやることでそれがマルチスポーツにつながる、そういうものができればいいなと思っている」などと語った。