クリス・ブルックスが青木真也を破り、1年ぶりにKO-D無差別級王座奪還。12・28両国で“カリスマ”佐々木大輔が挑戦へ【DDT】
クリスの手を挙げる青木
バックステージでクリスは「アオキさんはとてつもなく強かった。素晴らしいチャンピオンだったけど、僕にはこのベルトを獲り返すという夢があって、今日それを叶えることができました。自分がDDTに上がれるなんて、最初は夢にも思ってなかったし、ましてやこのベルトを1度だって獲れるとは思ってなかったけど、それを叶えることができた。肩を脱臼したり、腫瘍が見つかったりも夢にも思わなかったけど、そういったことを乗り越えて、またベルトを獲ることができました。(1年は長かった?)長かったけど早くも感じた。死生観が変わって、自分にどれくらい時間が残ってるんだろうと考えると、ものすごく時が早く過ぎ去ってしまっている感じです。(次は佐々木戦だが?)愛だの夢だのクソ食らえって、DDTを叩き落としてやるって言ってたけど、今のダムネーションT.AはB級C級レスラーの集まりばかりで、そんなことできないんじゃないかと思う」とコメントした。
王座から陥落した青木は「完敗です。8月25日、上野から引き継いだベルトを11月4日まで完走しました。ベルトはメダルじゃないから、獲って終わりじゃない。短い期間だったけど、防衛戦やって完走できたことを誇りに思います。クリスが強かった。立派なチャンピオンだと思います」と新王者を称えた。