未来の広島に小学生が「レモン型コンポスター」を提案!「世界こども未来会議 in HIROSHIMA」

「記憶の解凍プロジェクト」についてステージトークを行う広島テレビ放送報道部の庭田杏珠記者

 この日は審査員として一木理事をはじめ、湯﨑英彦広島県知事、広島ホームテレビの井手雅春専務取締役、テレビ新広島報道部の石井百恵副部長が参加。厳正な審査の結果、最優秀賞に選ばれたのは飲食店や祭りからの生ゴミ、特に多く出るカキ殻を肥料に変え、規格外のレモンを消臭に使う「レモン型のコンポスター」を提案したグループとなった。

 湯﨑知事は「レモンやカキ殻など、非常に広島らしさが現れたアイデアだった。カキ殻を分解するのは難しいかもしれないが、飲食店にコンポスターを設置することで、ゴミを出すのではなく循環させるモデルを広島らしく表現してくれた」などと評価。最優秀グループは来年3月に東京で開催する「第5回国連を支える世界こども未来会議」、同年8月に大阪・関西万博で開催する「国連を支える世界こども未来会議 FUTURE SUMMIT みらい総会」への参加権が与えられ、副賞に森永製菓より「キョロちゃんのお楽しみ袋」が授与された。

左から湯﨑英彦広島県知事、一木広治代表理事、井手雅春専務取締役、石井百恵副部長