10回目の大晦日で極上のカード「鈴木千裕vsクレベル・コイケ」。クレベル「めっちゃうれしい」、鈴木「最高の10年をRIZINに迎えさせる」【RIZIN】

「めっちゃうれしい」を連発したクレベル

 クレベルは昨年の鈴木戦後、9月に金原と対戦し判定負けを喫し2連敗。大晦日に初代フェザー級王者の斎藤裕に一本勝ちを収め、6月の「RIZIN.47」で前RIZINバンタム級王者のフアン・アーチュレッタに1Rに電撃の一本勝ちを収め、完全復活を果たした。アーチュレッタ戦後の試合後のマイクでは放送席の鈴木に「逃げるな!」とアピールしていた。

 ついに実現した王座挑戦にクレベルは「めっちゃうれしいです。1年半待っている。試合をしたいけど、できなかった。今年の大晦日でタイトルマッチができるのが一番(いい)。頑張ります。めっちゃうれしいです」と「めっちゃうれしい」を連発。また鈴木を「逃げるな!」と挑発していたことについては「前(は、そう)考えていた。彼はちょっとブンダモーリー(臆病者)。試合が決まって、彼が大晦日で待っている」と語ったうえで鈴木に「ごめんね、今はブンダモーリーじゃない」と呼びかけた。

 これに鈴木は「俺は格闘技の試合で1回も逃げたことはないので。それは言葉のバリエーション少ないからそういうワードになっただけで、別になんとも思ってない」とさらり。