MA55IVE THE RAMPAGE「尖っていくのが大事」 MA55IVE 最高!な瞬間を詰め込んだスペシャルブックを発売

 

ーーさて、少し話題を変えて。先ほど、LIKIYAさんも言われていましたが、2024年は、アルバムがあり、ライブも単独ツアーに加えて、リリースイベント、イベント出演もあったりと、MA55IVEがものすごいスピードで動き出した感覚です。それと並行してTHE RAMPAGEの活動もありました。それをやり遂げつつあるなかで、MA55IVEの成長や進化を感じるところはありますか?

昂秀:……「成長」とか「進化」ってなると、僕はまだそこまでって感じかもしれない。

翔平:ライブの感じはめっちゃ成長したんじゃない? 僕らもそうなんですけど、お客さんも一緒に成長してる。ライブ中に声出して盛り上げてくれたりするし、スピーカーの前で頭振ってるようなヘッドバン系の方もいたりっていうライブになってきていて。THE RAMPAGEのライブとは違う楽しさがあります。

ーー制作という観点ではどうですか? アルバムだったり新曲であったり、制作体制にも変化がありました。

健太:制作段階で1 回見直したっていうか、HIROさん含めて、どう制作していくかという話になったんです。LDHって会社のなかで全部出来てしまうところがあるんですけど、外部の方の力をお借りして制作してみようってことになったんです。今までとは違うやり方に戸惑いはありましたが、今まさに音楽業界を引っ張っていってる方々と一緒に制作することで、すごくいい反応が生まれたと思いますし、楽曲へのアプローチの仕方、歌い方とか、こうやって韻を踏むんだとか、メロディーラインも流行ってるものは自分で分かってると思っていたけど、それも“分かってる気がしていただけ”だったなとか、いろいろ勉強させていただきました。そうやってできた作品なので、いい反応をいただいて、よかったです。

ーー翔平さんと昂秀さんは、ファーストツアーが終わってからすぐ「次はどんな曲を作ろうか?」みたいな話をしてたそうですが、その後、進展はありますか?

翔平:MA55IVEで春夏秋冬系、季節ものとか、そのイベントのトピックに合わせた曲とか、THE RAMPAGEでパッとできないようなことをMA55IVEで制作できたらいいよねっていう話をしていて。それを実現していけたらいいですね。

昂秀:みんなに感謝を伝えようみたいな一緒に手を振りながら歌えるような曲とか、あとクリスマスソングとかね、やれたらいいなと思っています。

ーーファンの方々の楽しみがまたひとつ増えましたね。さて、そうした時間を送ってきたなかで、自分で「MA55IVE、最高!」って思えた瞬間ってあったんじゃないかなと思うんですが。

山彰:なんだろう……あー、ドーム! THE RAMPAGEの東京ドームのライブの“24”(「24karats GOLD GENESIS」)です。あそこの歓声はすごかったので! あんなに盛り上がると思わなかったし、うれしかったです。HIROさんもMA55IVEが出た時盛り上がってたよねって。最高の瞬間だったなって思います。

ーーライブを拝見していましたが、あれは間違いなく最高の瞬間だったと思います。

翔平:僕は単独ツアーの初日! 名古屋のZeppです。幕が開いてライトがふわぁってなった時、それまでは派生ユニットって感じでやってきたけど、1個のアーティストとしてスタートラインに立てたんだって思えたんです。結構緊張もありましたけど鳥肌ものでした。

健太:僕は願いも込めてこのスペシャルブック『MA55IVE』が発売される時。ファンの方たちと直接会えるし、この本がどれぐらい皆さんのところに渡るのか、どれだけ楽しんでいただけるのかが楽しみです。僕らはファンの方に近いところでライブをやっているので直に反応をいただけるんですけど、それが数字として現れるので、それもまた一つの指標として、これからやっていきたいなって思っています。